公募こぼれ話06

1996年9月、新潟へ。上越新幹線で2時間20分くらい。
県庁で、平山県知事さん(当時)から直々に賞状を頂く。
報道陣が詰めかけていて、カメラが回ってキンチョーする。
その後、歓談。
審査委員長の黒川玲さん(デザインプロデューサー)いわく、
「このキャラクターを選ぶときに、ウラにある作者プロフィールは
 見てないんです。このチューリップは子どもの絵だと思いました。
 あとで、びっくりでした(笑)。とても40代とは思えない!
 この瑞々しい感性!!
 いままでのマスコットにないユニークさ!」
黒川玲さんは、建築家黒川紀章さんの妹さん、とても気さくで
聡明で、ユーモアを解する魅力的な方でした。

その夜、ホテルでTVをつけていたら、
NHKニュースでぼくのキャラが映った。(新潟だけ?)
さすがにぼく自身は出なかったけど、感激でしたねー。
ひとりでニマニマして、祝杯を上げに夜の街へ出て行ったのでした。
(なぜか、接待はなかった。これが普通?)
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さて、実際の「にいがたフェア」開催は、2年後、1998年である。
これが、どれだけ大きなプロジェクトなのか、
どれだけの資金や人が動くものなのか、
そのときは知る由もなかったのだ。

つづく


DayDream Believer  The Monkees
by tobelune | 2012-03-17 00:03 | 思い出 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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