とべるくんのぼうけん06

とべるくんのいえの すぐそばに、はらっぱがありました。
こどもたちは、ここで、ボールあそびをしたり、
チャンバラごっこをしたり。

まわりには キリンそうが、たくさんはえています。
ながいのを ポキッとおって、はっぱをとれば、
チャンバラのかたなに なるのでした。

むしも、たくさんいました。
チョウチョ、バッタ、カマキリ、テントウムシ・・・。
はるじょおんのはなには、シジミチョウがよくとまるし、
やぶからしのはなには、きまって、ブンブンがいました。
ブンブンは、マメコガネのことです。
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とべるくんは、このちゃいろのブンブンが だいすきでした。
かんたんに つかまえられる、かわいいむしです。
てのひらに にぎると、ブンブンは、
なんとか ゆびのすきまから そとにでようと、
ぐいぐいと ゆびをおすのです。
ちいさなむしなのに、あしのちからはつよい。
そのモゾモゾとうごくのが、こそばゆくて、
とべるくん、きゃはきゃは、わらってしまいます。

はらっぱには、あそびがいっぱい。
なつもちかい あるひ、
むしとりアミをもってきた おとこのこが、いました。

つづく



ぶんぶんぶん♪
by tobelune | 2012-04-10 00:05 | 子どものころ | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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