吾輩は招き猫である

名前はまだ無い。
いわゆる普通の招き猫とは、ちょっと異なる。
姿が、すらりとしておる。小判など持たぬ。
手を耳より高く上げているのが、吾輩らしさである。

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京都のとある土産物店の主人いわく、
「招き猫は、手を高く上げているほど、
 福をよく招きます」
ちょっと鼻が高く感ぜらるる。



昔、ぼくの実家から近い兵庫県宝塚市にある、
清荒神(きよしこうじん)さんにお参りしたときに、
この招き猫と出会った。
参道の瀬戸物屋さんに、花器や仏具なんかと並んでいた。
小柄で(高さ175ミリ)品のある雰囲気が気に入った。
妻も、「いいねー、ほしい!」と言うので、求めた。
手渡される折に、カッカッ☆と切り火をしてくれたのが、印象深い。
(お清めの儀式)

赤ちゃんが生まれて1歳になる前だったから、もう、
20年になるのか。
考えてみたら、名前もつけずにいた。
20年を記念して、名前を考えてあげよう。

縁起の良い名前がいい。
「大吉」とか?
う〜〜〜ん・・・大吉はなんだか、欲張りな感じがするな。
末吉くらいか?
小柄な猫なので、「豆吉」なんて、どうかな?
あ、いいかも!
マメに吉を運んでくれそうだ。そうしよう。

豆吉くん、これからもよろしく。




あなたのとりこ  シルヴィ・バルタン
Commented by pommechan at 2013-01-27 01:32
豆吉、頼んだぞ。
若い女の子も招いてくれよ♪
Commented by tobelune at 2013-01-27 13:11 x
まかせとくのにゃ〜。
にゃけど、招いたあとは本人次第だからニャ〜。
(豆吉談)
by tobelune | 2013-01-25 08:05 | その他 | Comments(2)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


by tobelune