フレデリック・バック作品

昨日のアニメーション「木を植えた男」。
30分という長いような短いような作品ですが、
ご覧頂けたでしょうか。
たしか、結婚して間もない頃に、
妻とビデオを見た記憶があります。
久々に見て、改めて感銘を受けました。

フレデリック・バックさんの絵の魅力。
こんな手描きのアニメもありなのかという驚き。
木を黙々と植え続ける男の崇高さ。
再生された森の美しさ。

リアルに克明に描写された部分と、
省略されラフに描かれたりぼかされている部分。
そのメリハリの付け方が、とても勉強になります。



さて、もうひとつ見てほしい作品、「クラック!」。
Crac! (Frédéric Back, 1981)
これも短編でありながら、人生を凝縮させて見せてくれる。
全体的に明るい作品なのですが、
ぼくは見ていて、うるうるしちゃいました。
時の流れの「せつなさ」みたいなものを感じたからかも
知れません。
でも、素晴らしいアニメーションです。

本当にすごいものを見ると、
もっともっとがんばろうって思える。

もっともっと、いい絵を目指したい!!
by tobelune | 2013-02-22 08:09 | その他 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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