道子の皿

皿洗いをしていたら、
道子が昔作ったグレーの皿のウラに、彼女の絵を見つけた。
サインと共に自画像が彫ってあったのを、すっかり忘れていた。
すぐにスキャンした。
これです。

道子の皿_b0246533_23481041.jpg


彼女が元気だった頃、
「土を触っていると落ち着くー。
 いつか自分の窯を持って、
 陶器を作って暮らせたら、いいなあ」
なんて、言ってたっけ・・・。

少し楕円っぽい皿で、
自然の釉薬なので、グレーと言っても均一ではなく、
不純物が小さな黒い点々となって浮き出て、
それがまた、深い味わいとなっている。

いや、何の事もない地味な皿ですが。
ぼくには、とても美しく見える。
大切なので、ぼくはめったに使わないのだけれど・・・。
息子は平気で使う。(苦笑)

道子の皿、
手に持つと、けっこう重い。





Unforgettable  Nat King Cole
by tobelune | 2013-08-26 07:39 | 思い出 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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