ポッカリ しっかり

猫じゃらしが青く揺れているのを見ると、
去年の夏がよみがえる。
「ポッカリをさがして」の挿し絵に没頭していた日々。
ひたすら猫を描いていた毎日。
幸せな夏だったなあ・・・。

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先日のパソコントラブルで、いろんなデータを失ったが、
「ポッカリ」の絵のデータもすべて無くなってしまったのだった。
これは一大事。
もしも「ポッカリ」が、本になることに決まったときに、
「絵がありません」では、すまされません。
原画はあるけど、いろいろパソコン上でキャラクターと背景を合成していたり、
加工していたのです。
やり直すとなれば、かなりの時間と手間がかかります。
それを思うと、青くなっておりました。



が、ふと気がついた。
そうか! 新聞社には、まだデータが残っているかも?!
「どうか、残っていてくれ」
さっそく、毎日小学生新聞編集部のKさんに連絡して、調べて頂く。
すぐメールが来て、
「ありました、ありました!」と。
全部のデータを送ってくださった。ありがたい。

ところが、並べてみると、6点ほど抜けてる絵があって・・・冷や汗。
すぐメールし、探していただく。
無事、抜けていたのも見つかった。よかったよかった。

ところが、今度は4点ばかり、データのサイズが小さいのがあって。
つまり解像度が低い、見本用の絵でした。
それもまた、本番用を探していただく。
お忙しい中、何度もお手数をおかけして、本当に恐縮でした。
急ぎではありませんと申し上げたけれど、
すぐに見つけてくださった。

仕事の出来る人は、対応が実に素早いです。
Kさん、ありがとうございました。
おかげさまで、無事、65点のデータがちゃんとそろいました。

そして、またなくすと困るので、しっかりCDに保存しました。
よしよし、これで一安心。
「ポッカリ」は、いつかきっと本になる。ぼくは、そう信じているのです。
これで、いつでも大丈夫!!
めでたしめでたし。






Lights   Brittni Paiva
by tobelune | 2014-07-07 18:46 | イラストレーション | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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