信じること

久々に飛ぶゆめを見た。



たしか・・・海辺にいたら、トドの群れが隠れていて、
突然、人間を襲ってきて捕まえようとするのである。
それを逃れるため、ぼくはふわりと宙に浮かんだのであった。
地上3メートルあたりの空間を、ふわふわと漂うような飛び方である。

いつしか渓流が現れ、それに沿って上流に向かって飛ぶ。
低空飛行なので、人々に見られてしまうが、
開き直ってそのまま飛んでいく。
風がないのでスピードは出ないが、その分、思い通りに自由に飛べる。
気持ちがいい。開放感。

ふと見れば、川の向こうに、同じように飛んでいる人(女性)がいる。
なんだか映画のアクションシーンを撮っている様子であるが、
ワイヤーなどなく、本当に飛んでいるようだった。
「そうか、他にも飛べる人がいるんだ・・・」

ここは、リゾート地なのだろうか?
けっこう家族連れとかが歩いているのだ。
そのうち、
「私も飛んでみたい」「どうやれば飛べるの?」
と、ぼくを見上げる人たちが聞いてくる。

ぼくは一旦地上に降り立ち、ちょっと得意げに言う。
「あのね、一番大事なことは、
自分は飛べる! と、固く信じることなんだ・・・」



目が覚めて・・・
偉そうに語る自分がおかしくて、苦笑い。
「飛べると信じること」か・・・






帰り道は君と一緒   GONTITI
by tobelune | 2014-09-06 13:23 | ゆめるね | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


by tobelune