ブーワバナナ

久々のゆめるね。

異国の街並である。お祭りをやっているらしい。にぎやか。
明るい音楽が流れ、街中がハデハデな極彩色だ。(リオのカーニバル的な?)
すごいなあと感心しながら歩いている。
(仲間がいたように思うが、おぼろげである)

キョロキョロしながら歩いて行くと、大きなかごを持っているお兄さんが、
「これ、食べてみて?」
と、でっかいバナナ?を渡してくれる。
それは、両手の指で輪っかを作ったくらいの太いトウモロコシのような感じの、
でもバナナである(笑)。

黄色い皮をむくと、黄緑の皮が現れる。
「ありゃりゃ?」
それもむくと、今度は茶色く熟れたバナナの皮が現れる。
皮がわずかに裂けて、中の白い身が見える。
はち切れんばかりである。
「あ、これって、さっきその辺の人が食べていた、アレ?」
「そうそう、ブーワバナナ」

少しむいて、急いでひとくち、思い切りほおばる。
確かにバナナだ。すごい、もちっとしている。もっちもっちと噛んでいると、
「シュワシュワ〜」
サイダーの泡のような細かいアワアワが生れ、口中に広がる!
「来た〜〜〜!!!」
ジュワワワワ〜・・・口の中がアワだらけ。あふれる〜。
心地よいシゲキ感とでも言うのかなー。
「な、何だこれ?! 面白〜い」
これが、ブーワバナナか!!



目が覚めても、楽しい余韻が・・・
いやあ、珍しいもん食べたなあ。あははは。
あれは、不思議の国のカーニバルだったのだろうか?





















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by tobelune | 2017-05-25 12:32 | ゆめるね | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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