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イーハトーブ

久保晶太27歳の頃・・・
宮沢賢治に憧れて、岩手県を旅したことがあった。
盛岡、花巻、小岩井、雫石など、
賢治の物語ゆかりの地を巡って、スケッチもした。

4泊5日くらいのひとり旅だった。
この話を書けば、かなり面白いはずであるが、
残念ながら記憶があいまいなのだ・・・。
当時の旅の記録やスケッチ帳が見つかったら、
改めて書くつもりでいる。

で、その旅から帰ってきてから描いた絵が出て来た。
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これは、岩手山の印象。
あのどっしりとした山容は、忘れがたい。
本当に、いい山です。

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こっちは、直接は宮沢賢治と関係ない絵だけれど、
たぶん、心象風景なのだと・・・。
こんな絵を描いた時代もあったのです。ははは。
若いねえ・・・。



星めぐりの歌



いつも見てくださって、ありがとうございます。
ちょっと集中したいことができました。
しばらくの間、ブログを休ませていただきます。

とべるね拝
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by tobelune | 2012-04-21 00:01 | イラストレーション | Comments(0)

ペンでがしがし

すごいのが、出て来ました。
これ、なんと、19か20歳の作品。
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デザイン学校の「ペン画を描く」という授業で、
クマの写真を見ながら描きました。

たしか、2時間の授業で、顔の部分だけしか仕上がらず、
先生がこの絵を取り上げて、みんなの前で、
「これは、なかなか感じがつかめているけど、
 時間内に完成できなかったところが、まだまだ、彼はアマイね」
とのコメントで、くやしかったのを覚えています。

プロは、スピードも大事だよと言いたかったのでしょうね。



Try To Remember   ペリー・コモ
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by tobelune | 2012-04-20 00:02 | イラストレーション | Comments(3)

とべるくんのぼうけん10

やっちゃんは、とべるくんより、ひとつしたのこでした。

そのひ、とべるくんとやっちゃんがあそんでいたら、
みちばたに、ライターがおちていたのです。
ぎんいろで、ちょっとちゃいろく、さびていました。

とべるくんは、まえにも、
おにいちゃんと ライターをみつけたことがあります。
うえの まるいのを、ゆびでこすってまわすと、
ひばながとぶのを しっていました。
「こうやるんやで」
ジャッジャッ☆
やっちゃんに、ひばなをみせてあげました。
「かしてかして」
やっちゃんも、やりたいのです。
でも、とべるくん、
「やっちゃんはちいさいから、あかん。あぶないねんで」
と、おにいちゃんぶって いいました。

おこったやっちゃんは、
てにもっていたオモチャのかたなを、ふりました。
オモチャといっても、ブリキのかたなです。
きれないようになってはいても、かたい。
これで、あたまやうでを めったうちされたから、たまりません。
とべるくんは、ぼこぼこにされました。

ライターをすてて、にげました。
あたまもおでこも、いたくていたくて・・・
うでも、ジンジンしました。
でも、じぶんよりちいさいこのまえで、
なくのだけは、いやでした。
なみだを ぐっとこらえて、いえまでのみちをあるきます。

ところが、もうすぐいえにつく というところで、
おんなのこにばったり、あってしまいました。
ふたつくらいうえの おねえちゃん。
おかっぱあたまで、
まつげのながい きれいなかおだちで、
とべるくんは、なんとなくすきだったのです。

おねえちゃんのかおをみたとたん、
なぜでしょう?
とべるくんのなみだが、どっとあふれてしまいました。
「うああ〜〜〜ん、ああ〜〜〜ん・・・」
おおごえで ないてしまうのでした。

びっくりするおんなのこのよこをぬけて、
とべるくんは、なきながら いえにかえりました。
からだじゅうのいたみと、はずかしさと、くやしさと・・・。

とべるくんが、こんなに いたいめにあったのは、
これが、さいしょでさいごだったかも。
「これやから、ちいさいガキはきらいや」
と、いったかどうかは、さだかではありません。



Rose Garden  Lynn Anderson




*「やっちゃん」は仮名です。念のため。
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by tobelune | 2012-04-19 00:03 | 子どものころ | Comments(0)

モディリアニの少女

これもずっと昔(30代)の作品なのですが・・・
とても好きなモノクロカットです。
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たしか、会社案内の仕事でした。
ある企業の就職案内のパンフレットを制作することになり、
コピーライターから、カメラマン、デザイナー、イラストレーター
と、すべてを仲間で固めて、雑誌風に作りました。
そのときのカットの1点。

ロットリングで線描して、砂目のスクリーントーンを貼って。
この双眼鏡も磁石もペンもサボテンも、
全部、自分ちにあったものですね。
はがきは、モディリアニの絵をアレンジして作ってみました。

ぼくの中では、モノクロカットの最高峰と思っています(笑)。
原画がないのが、ほんと残念です。
(これは、コピーをスキャン)



ボビーに首ったけ  マーシー・ブレーン
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by tobelune | 2012-04-18 14:17 | イラストレーション | Comments(0)

連鎖反応

とべるくんの話の連載を始めて、あれこれ書いているうちに、
小さい頃の思い出が次々とよみがえってきた。

始めは、細い細い糸だったのを、
切れないように、そろりそろりと手繰っていくと、
次第に枝分かれして、
「そういえば、こんなこともあったっけ・・・」
と、ひとつの思い出から触発されて、
いくつも連鎖反応が起こっていく感じである。

なので、まだしばらく、
「とべるくんのぼうけん」は、続くことになります。
もし、昔の話なんてつまらないと思っておられる方が
いらっしゃいましたら、ごめんなさい。

自己満足かもしれませんが、
子どもの心を取り戻すためのリハビリみたいな意味でも、
続けるつもりです。
よろしくお願い致します。



Mr Lonely  クロマチック ハーモニカ
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by tobelune | 2012-04-17 04:18 | 子どものころ | Comments(4)

とべるくんのぼうけん09

ブ〜〜〜ンと とんできたのは、セスナでした。
ちいさなプロペラひこうきです。
はらっぱであそんでいた こどもたちも、あつまってきます。

セスナは、とびながら ビラをまくのです。
ひこうきのまどから、ほら、ばらまきました。
ひらひらとふってくる、かみふぶき。
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ちょうど、はらっぱのほうへ おちてきました。
あかいかみでした。
こどもたちが、わあっと、あらそうように つかみます。

とべるくんも、あかいかみがほしくて、はしをわたります。
ひらひら はらはら、まいおりるビラ。
もうすこしで てがとどく、とおもったら、
おおきいこが、さきにとってしまいました。

あ、あそこにおちてる、とかけていくと、
おんなのこが、さきにひろってしまいます。
ちいさいとべるくんは、いちまいもとれませんでした。
そして、だれも、
「いちまい あげようか」といってもくれませんでした。

あかいかみには、なにか じがかいてあるようでした。
とべるくんは、じはよめません。
でも、そらからふってきたものは、
とてもすごい たからものに おもえるのでした。

とべるくん、しょんぼりと いえにかえります。
「セスナは、あんなにたくさん まいたんだ・・・
 どっか、 ほかのとこにも おちてないかな?」
したをみながら、あるきました。

いえのまえまで きたとき、
とべるくんのかおが、ぱあっと かがやきました。
げんかんの まんまえに、あのあかいかみが、なんと、
たばになって おちていたのです!
どっさりと かさなって、
ちゃいろい ひもでくくられていました。
セスナのひとが、あやまって、たばをおっことしたのでしょうか?
「こんなにたくさん!
 ぼくが、いちばんや!」

とべるくんは、かみのたばをむねにだいて、
「ただいま〜!!」
がらがらっ
げんきに げんかんのとを、あけました。

つづく



Volare  Lisa Ono



ちなみに・・・
セスナ機でビラをまくのは、1964年に禁止されました。
その理由は、環境に配慮したとかではなくて、
ビラを取るのに夢中になった子どもが、交通事故に遭うことが
相次いだためということです。
気持ちがわかるだけに、残念です。
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by tobelune | 2012-04-16 00:06 | 子どものころ | Comments(2)

とべるくんのぼうけん08

はらっぱのてまえに、ちいさなかわが、ながれていました。
こどもがとびこせるくらい、ほそいながれです。
そこに、これまた ちいさなはしが、かかっていました。
きでつくられた かんたんなはしです。

はしのしたには、ユウレイグモがいました。
まんまるいからだに、いとのようにほそいあしが8ほん。
ゆらゆらとあるく、ちいさなクモです。
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とべるくんが、しゃがんで はしのしたをのぞくと、
ユウレイグモは、ワラワラといて、
はしのうらに、さかさまにくっついているのです。
うすぐらいところで ゆらりゆらり。
ほんとに ゆうれいみたい。

とべるくんが、フーーーッと いきをふきかけると、
クモたちはおどろいて、わやわやと ざわつきます。
はしのうらから そとへ、あわてて でてくるのもいます。
おひさまのしたでみれば、ただのちいさなクモです。
かわいいもんです。
てにのせることだって、できます。
「ふん、ぜんぜんこわくないやん」
とべるくんは、かちほこっていいました。

そこへ、ブ〜〜〜〜ンと、
とおくから おとが、きこえてきました。
とべるくんは、そらをみあげました。

つづく



君に涙とほほえみを  ボビー・ソロ
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by tobelune | 2012-04-15 03:37 | 子どものころ | Comments(0)

Night birds

こんな絵が出て来た。
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久保晶太氏、30代なかばの作と思われる。
荒っぽい描き方ではあるけれど、好きな作品だ。

30歳で、今の街に引っ越してきて、
野鳥がたくさん見られることが、うれしかった。
カモ類を始めとして、シジュウカラ、メジロ、ハクセキレイ、
ジョウビタキ、ときにはコゲラ(小さなキツツキ)まで見られた。
晶太氏は鳥が好きになり、
鳥の絵ばかり描いていた時期があった。

この絵は、とくに何んの鳥でもなく、
彼の中の「イメージとしての鳥」である。
ただ、心のままに描いてみた・・といった感じ。

この曲を聴きつつ、絵を鑑賞しましょう。
Night birds  Shakatak

星が動きだし、あなたは空を舞う。
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by tobelune | 2012-04-13 22:50 | イラストレーション | Comments(2)

18

先頃、高校の卒業記念アルバムを発掘した。
ぼくのではない。
妻、道子ちゃんのである。

宮城県鼎が浦(かなえがうら)高等学校とある。
気仙沼市にあった女子校。
現在は、男女共学の宮城県気仙沼高等学校となったそうだ。

ずっとめくっていくと、彼女がいた。
18歳の道子ちゃん。
ぼくの知らない道子ちゃんが、そこにいた。
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ちょっと照れてるような表情。

なんか、いいなあ。
この頃に出会ってたら、やっぱり恋しちゃうかも・・。
てへっ。



Only You  The Platters
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by tobelune | 2012-04-13 00:03 | photo | Comments(4)

きたえるね

いつだったか・・・
今年の始めだったように思うけど。
最近、運動不足だなあって感じて、ふと、
「いま、腕立て伏せ、どれくらい出来るかな?」って、
試してみたのだ。
そうしたら、驚いたことに、
3回しか出来ないのだった・・・たったの3回だよ?
それで、もうダウンだ。
なんということだろう。
腕の筋力もそうだが、腹筋も衰えていたのだ。

これは、あんまり情けないと思い、恥じた。
で、鍛えようと決心。
毎日は無理でも、週に2回くらいでも、
腕立てをやろうと決めた。

すぐに、5回、10回と、回数は伸びてった。
進歩するのは、うれしいね。

でも、15回あたりからが、きびしいのだった。
10回までは、一気にできる。
だが、ここで止まって、呼吸を整える必要があるのだった。
はあ、はあ、はあ・・・
そこからは、数回ごとに休みながら、である。
(もちろん姿勢はそのままです)

最近やっと、20回まで、出来るようになった。
やれば、できるもんだね!
継続は力。



愛がすべて  スタイリスティックス
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by tobelune | 2012-04-12 00:08 | その他 | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune