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まだヒミツ4

本日、編集のYさんと打ち合わせしてきました。
例の、ヒミツの挿し絵の件です。
1冊に57点という絵の多さを、すべて了解してくださいました!
やった〜!!
めっちゃうれしい。(今夜はお祝いだ〜! ビールで乾杯だ〜!)
作家さんも、絵が多いのを喜んでくださり、
「感激しました」とメールをいただきました。えへへ。

ラフの段階で、何点か直しが出たものの、
ほぼOKでしたので、ほっとしました。よかったよかった。
ひと月で57点を描くのは、かなり大変とは思うけれど、
その後にも別の挿し絵があるので、
ここは頑張りどころです。やるっきゃない!

まるで夏休みの宿題みたいです(笑)。






Destination Moon   Diana Panton
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by tobelune | 2015-07-31 19:10 | イラストレーション | Comments(0)

膨大に 2

つづきです。
「膨大に調べて膨大に捨てる」の話。



たとえば、挿し絵の背景として、原っぱを描くとします。
夏の草が、おい茂る原っぱ。
で、こういう場合は大抵、イネの苗みたいな、すっと伸びた草を描きますね。
それが一面に生えている中に、所々、よく分からん小さな花が咲いていたり、
ネコジャラシが揺れていたり・・・
それでもう、夏の原っぱになる訳です。

でも、ある日、道を歩いていて、ふと気づいたんです。
夏の野草って、実に多種多彩なんだって。
地面を這っている地味なのもあれば、背の高い目立つ草もあり、
葉の大きいのや、茎の太いのや、ツルになっているのや、
ほんと、人生いろいろ(笑)。

ネットの野草図鑑で調べると、ほとんどの名前が分かる。
よく見る草だけど、イヌムギっていうのか、とか。
カゼクサって名前、なんかいいなあ、とか。
スベリヒユは食べられるのかー、とか。

なんだか、名前が分かると楽しい。
「知ることは、愛すること」と言ったのは、
たしか、レオナルド・ダ・ヴィンチさんだっけ?
そうやって調べて、スケッチもしてみて。

だけど、実際に絵を描くときに、
それらを全て、リアルに原っぱに描き込むかといえば・・・
そんなことはしない。
それじゃ、背景がうるさくなり過ぎる。
あくまでも、キャラクターを引き立てるための背景である。

で、結局、最初のイネの苗みたいな原っぱになるのかも知れない。
でも、ちらっとイヌムギの実が見えたりすることもあるかも。
その程度の変化。
でも、それが、絵の深みを変えるんじゃないか?

「膨大に調べて膨大に捨てる」






A Little Girl A Little Boy A Little Moon
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by tobelune | 2015-07-29 07:30 | 言葉 | Comments(0)

神隠し

昨夜のはずかしい話。

夕飯に、麻婆豆腐を作ることにして。
材料をそろえて、まず、長ネギをみじん切り。
片手鍋に油を適宜。
そして、ひき肉を炒める・・・
はずが・・・
あれれ?

ひき肉がない? どこいった??
さっき、間違いなく冷蔵庫から出して、
ひき肉パックを流しの上に置いたはず。
なんで、ないの?
え? ええ?
・・・・・・

周りを見回すが、台所のどこにもないんだよ。
んな、ばかな?!
いくらなんでも、そこまでオレはボケてない、はず。
でも、いくら探しても見つからない。
うわあ・・・頭がついに、おかしくなってきたのか??
どうしよう?
頭を抱えてしまった。

もう一度、冷蔵庫を確かめる(笑)。
ないよな、確かに出したもの。
で、ここにポンと置いて・・・

わからない。
本当にないんだよ。
戸棚から、ナベの中から、そこら中探しても、やっぱりない。
神隠しですか?(笑)

どうしよう?
あああ、ボケか?  オレは、ボケてしもうたんか?
二階から息子を呼んだ方が早いか?
でも、でも・・・



さて、あなたの推理はいかに?



なんて、やってる場合ではない。
もう一度、時間を巻き戻してみよう。
まず、まな板を出しました。包丁も出しました。
長ネギを切りました・・・

と、そこで、ある映像が頭に浮かんだ。
わかった!!
流しのすぐ下の引き出し(お箸やナイフを入れる所)をザッと開ける。
そこに、ありました、ひき肉!(爆笑)
そうかー。
さっき、ネギを切るときに邪魔で、流しの上のひき肉パックを、
開いている引き出しの上に移動したのだ。
そして、何かの拍子に閉めてしまったのだね。

オレは、あほか?!





Diana Panton Jazz Vocal
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by tobelune | 2015-07-28 07:28 | 笑えるね | Comments(0)

膨大に

ちょっと前に、コロボックル物語のことを書きました。
佐藤さとるさんから有川浩さんへ、物語が引き継がれたという話。

その後、有川さんのことが気になり、作品を読みたいと思っていたら、
息子が「図書館戦争」シリーズ全6冊を持っていたのです。
借りて読みました。

いやあ、面白いです! こういうのを「ライトノベル」って言うのかな。
アニメを見ているような気分になります。
キャラクターがはっきりしていて、分かりやすい。親しみやすい。
ぐいぐい引き込まれてしまいます。
なるほどなあ・・・。

巻末にオマケの対談があって。
そこで有川さんのこんな言葉を見つけました。

『作家にとって一番大事な作業は、
膨大に調べて膨大に捨てる、ということ』




うん、わかるような気がします。
挿し絵を描くときも、いろんな資料写真を集めたり、スケッチしたり。
たくさん調べます。
そして、習作をたくさん描く。
実際には使わないんだけども、描く・・・。

それは、やっぱり、必要な過程なんだよね。
けして無駄な努力じゃない。

つづく






Tea For Two   Diana Panton Trio + 1
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by tobelune | 2015-07-27 15:24 | 言葉 | Comments(0)

まだヒミツ3

やったなあ!
きょうは、充実した一日でした。

ヒミツの単行本の表紙デザインを作りました。
タイトルロゴも楽しい感じで作れたし、
絵も、透明水彩で、満足のいく仕上がりになりました!

実は、一度失敗しました。
空の色を渋くし過ぎて、暗くなってしまって・・・
破いて捨てました。
失敗すると、落ち込むのです。(そりゃそうだ)
で、気分転換にマンガを読んだりして(笑)。

気を取り直して、再びトライ。
空の色は、good!
次に、猫の表現が最も重要なんですが。
リアル過ぎず、かといってマンガ的過ぎず・・・
可愛い過ぎず、鋭さは必要だけど、こわくもなく・・・
という微妙なセンを狙ってて、すんごいむずかしいのだった。
これがしかし、奇跡的にうまく描けた!!

いや、奇跡ではない。
何度もたくさん習作を描いてきた、その成果だよね。
ここで見せられないのが、ほんと残念ですー。

さわやかで、ユーモラスで、いいんじゃないかな?
(またしても、自画自賛)





Morning has Broken   Cat Stevens
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by tobelune | 2015-07-20 21:34 | イラストレーション | Comments(0)

ヒントがやってくる

前に、「えほんの神様」について書いたことがあります。
えほんや挿し絵の制作に没頭しているとき、
そのヒントになるモノが、集まってくることがあって。
ただの偶然には思えない。神様のお計らいのような気がする(笑)。
・・・という話。



きょう、またも、ありました。
私がケイビをしております、とある市の施設のお客さんが、
「いつもお世話になります。これ、お礼の気持ちです」
と、絵はがきを下さった。
絵のグループを主宰しておられる方で、
自作の色鉛筆画をプリントした絵はがきでした。

それが、リアルな猫の絵なのです。
自分の手をペロンとなめている猫の顔のアップ。
「プロ級にうまい」というわけではありませんが、猫への愛情を感じる絵。
特に、目の表現が秀逸!
猫の目の光・・・ツヤツヤぴかぴかした感じがすごく出ていて、
正面から描いているのに、目の玉の丸みまで見える気がする!!
これは、並大抵じゃ描けないですよ。
本当にすごい。

なるほど、こんな風に描けばいいのか・・・
これは、いいヒントを頂いたなあ! と思いました。
この時期に、この絵に出会えるなんて。
やっぱり、偶然にしては出来すぎているような。
えほんの神様、ありがとう。
精進します。






Moonshadow   Cat Stevens
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by tobelune | 2015-07-18 13:14 | イラストレーション | Comments(0)

まだヒミツ2

一時は、朝起きれないほどひどい腰痛でしたが、
徐々に回復しつつあります。
ま、だましだましやるしかないのですよね。



で、ヒミツの挿し絵の仕事に没頭しております。
ラフを描いた段階で、57点にもなりまして(笑)。
同じシリーズの本を調べてみましたら、30点弱くらいなので、
2倍も挿し絵が入ることになります。(許してもらえたらの話)
何点描いてもギャラは同じなので、
あとは、製版コストと印刷コストの問題なのでしょうけど。
描かせてもらえると、いいなあ。

表紙の絵も、ラフを作りまして。
(あ、ラフと言ってもこれは、本番同様に水彩で描いてみました)
しかし、まだどこか違うというか・・・固いんだよなあ。
75点くらいの出来かな?

もっともっと上を目指そう!
というわけで、しばらくはブログも、あまり更新できないかも。
ご理解のほど、よろしくお願い致します〜。






Impossible Love   UB40
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by tobelune | 2015-07-15 15:08 | イラストレーション | Comments(2)

忘れた頃にやってくる

このところ、せっせと挿し絵のラフを制作。
調子が上がって来て、
「さあ、バリバリ全開だぜ〜っっ!」

という矢先、
先ほどお昼ご飯に、鮭カマを焼いていたら、
「ぴきっ」
え?  えええっ?
あたたた。

こ、腰に痛みが走った。
しまった、き、来やがったか・・・
忘れていた。
仕事に根つめると、腰にくるのをわすれていた〜。
油断しすぎ。
あわてて、腰痛ベルトを腰に巻く。

グリルを覗くのに中腰になる・・・
それが悪かった。

こんな大事なときに〜・・・(泣)





Help!   The Beatles
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by tobelune | 2015-07-08 14:09 | その他 | Comments(0)

W&N心地よし!

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憧れのウインザー&ニュートンの透明水彩を、使ってみました。
(紙は、アルシュ水彩紙です)
うん。使い心地は、抜群!
実に気持ちよく、絵を描くことができました。

上の絵は、ほんの一部分ですが。
下書きなしで、スイスイと描いてみたのです。
ボサノバを聴きながら〜♪
まだちょっと、固いところもあり(笑)。
慣れてくれば、もっと、のびのび描けるんじゃないかなー。
ドアの色・・・コバルトブルーとセルリアンブルーを混ぜて、水で薄めたら、
とてもやさしい空色になりました。

よしよし。
いい感じの絵が描けて、幸先良いぞ〜!!





L'amour est bleu   Paul Mauriat
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by tobelune | 2015-07-05 13:15 | イラストレーション | Comments(0)

シンプル、いいかも

いつだったか、新聞の連載小説のコピーを拝見したことがあって、
その挿し絵の「色使いの妙」に驚いた。

それは、スミと赤の2色刷りで。
人の肌が、うすい赤のアミ点となっており、
他は、ほとんどスミのアミなのだった。
つまり、ほぼグレーの背景の中に、ピンクの人が浮かんでいる。
そういう絵。
素朴で力強くもあり、斬新さをも感じた。

ところが、元々はフルカラーの挿し絵だという・・・。
なぜか、2色刷りのコピー機でコピーしたため、こうなったと(笑)。
そんなコピー機自体、見たことないけどね。めずらしいです。

なるほどなあ・・・
確かに、色数の少ないシンプルなものの方が、
心に強く残るというのは、よくあることである。



なぜか、ふと、それを思い出した。
今回の挿し絵を描くにあたって、「あえて色を少なくする」のは、
アリかも知れないな・・・






Give Me The Simple Life   June Christy
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by tobelune | 2015-07-04 21:09 | イラストレーション | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune