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秋も急ぎ足 3

「ドーナッツ」の挿し絵、3点めまで描き進めていましたが、
作家さんの方から、
「私のイメージは、こんな感じ」という申し出がありまして。



ぼくは、お兄さん風のドーナッツ屋さんを描いたのですが、
ばりばりの江戸っ子親父が、かわいいドーナッツを売るという、
アンバランスな面白さを出したいとのことで・・・
屋台も、かわいいものより、おでん屋さんの屋台みたいな
古びた感じがいいと。
(もちろん、作家さんのイメージが一番大事なので、
言っていただけて良かったです)

てなわけで、2点めからの描き直し。
おでん屋さんの屋台の資料を探し、ドーナッツ屋に改造、
さらにちょっとした味付けを。
なにしろ、不思議なドーナッツを作るんですから、
どこか謎めいた雰囲気があった方がいいかもと・・・
そして、ドーナッツ職人は、思い切りオッサンにしました(笑)。
寿司屋の方が似合うようなキャラだなー。ははは。

で、昨日、2点めを仕上げました。
渋めの色で屋台を彩色して、背景も秋っぽくして、完成!
最初の絵と並べて、比べてみると・・
「おお、ぐっと良くなってる!」
絵としての完成度も上がったようです。
よしよし。





















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by tobelune | 2015-09-29 12:20 | イラストレーション | Comments(0)

待つばかり

たった今、編集のYさんから電話があり、
見返しの紙の色とインクの色を決定し、帯も決定し、
これですべて完了。

ぼくの手を離れ、あとは、本が出来上がるのを待つばかり。
10月10日頃には、見本が上がってくるとの事で。
うは〜〜っ、待ち遠しい!!

ぼくの、60歳での代表作になるわけです。
ああ、いいかげん、タイトルを発表したいところですが・・・
しばし・・・
しばし待たれよ(笑)。




















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by tobelune | 2015-09-28 16:30 | イラストレーション | Comments(0)

へなちょこ61

一年前、「こんな へなちょこな60歳で、いいんだろうか?」
と書いたけれど・・・
相変わらず、へなちょこです(笑)。

でも、いろいろと面白い一年でした。充実してました。
落ち込んでブログ休んだりもしたけど、
ちゃんと盛り返したもんね。
山あり谷ありだよねー。

きょうも、挿し絵を1点描きます。

60代が、ぼくの全盛期と信じています。
根拠のない自信です(わはは)。
これからも、大笑いしたり、大泣きしたり、道に迷ったりしながら、
生きていきます。

大丈夫だよ。

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by tobelune | 2015-09-28 11:06 | 言葉 | Comments(2)

ひとつずつ

相変わらず、締め切りに追われる日々。
ちょっとでも効率を良くするために、2枚の絵を同時進行して
みようと思った。

ラフを2枚描き、そこから本番の下書きをトレースして、
2枚同時に彩色していけば、効率が良い。
肌色とか、同じ色の部分を同時に塗ることで、
流れ作業的に進むからである。



と思ったが・・・
下書きの途中で、「やっぱり、ひとつずつ描こう!」となる。
それは、つまり、「流れ作業では気持ちが入らない」というような
ことなのであるが・・。

挿し絵を描くときは、どうしたって、その絵の人物の気持ちに
なりきって、入り込んで、ポーズや表情を描くわけで。
顔の色だって、気持ちで変わる。
やはり、1枚ずつ、
「この絵で伝えたいのは、コレである」
を、きちんと意識して、丁寧に描いていくしかないんだ。
当たり前の結論に至る。

時間かかるけど、編集者泣かせかもだけど、
ひとつずつ、じっくり仕上げてまいりますー。





















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by tobelune | 2015-09-22 13:15 | イラストレーション | Comments(0)

飛ぶゆめ

今朝も、飛ぶゆめを見た。(実は、先週も見ていた)
何度も書いているけど、ぼくは生活が充実して
ワクワクしている時ほど、飛ぶゆめを見る。

先週のゆめは、どこかのビルの3Fくらいから、なぜか、
「あ! きょうは飛べる気がする・・」
と思い、両手を広げて飛び出すのでアル。(勇気あるなー!)



今朝のゆめは・・・
ぼくは故郷の町にいるらしくて、ひとり広場に立っている。
「そうだ、飛んでみようかな?」
両手を広げて風を待つ。やがて上昇気流が生れ、
ゆっくりと離陸、フワワ〜〜ンと体が浮かんで行く。
(大の字になりながら、バランスを保つことに集中する)
そのまま、空高くまで昇る。
「いいぞ! 飛べる飛べる!!」
体全体で風を感じる。
この気持ち良さったら、ない! ぞくぞくする!
どこまでも青い空、白い雲。

下を見れば、広々とした公園らしきものがあり、
人々が遊んでいるのが小さく見える。
が、やがて、雲行きが怪しくなり、風も強くなってきて、
ぼくは休憩所らしき建物のテラスに下りる。
とたんに、ざざーーっと雨が来て、
あわててレインコートを着る。(雨の中を飛ぶつもりだったのか?)
ボタンをパチンパチンと、とめて行くところで、目が覚める。



どうも、ゆめってヤツは、良い所で終わってくれないね(笑)。
でも、高くまで飛べたから、いいかな。ははは。

















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by tobelune | 2015-09-20 00:07 | ゆめるね | Comments(0)

秋も急ぎ足 2

毎日小学生新聞の中の「こどもしんぶん」連載の物語、
「ドーナッツの☐☐☐さん」。
タイトルデザインと、第一回目の絵を描き上げました。

本来は、ラフを描いて作家さんや編集さんに見ていただいて、
「この感じで、OK」となってから本番制作に入るのが普通です。
でも、時間がないので、いきなり本番を描いてお送りする。
(メールでデータ入稿)

主人公の少女が妹の頭をポカンとたたく場面を描いた。
これ、かなり冒険でした(笑)。
一回目だから、インパクトのあるシーンを選んだわけですが、
下手すると、ボツになるかもと思っていた。
もちろん過激にならないよう、ユーモラスに描いたつもり。
だけど、不安もあった・・・

反応が来るまで、どきどきする。
が、編集さんがまず、
「かわいいですねー。ほっこりしました」と返事をくださって。
続いて、作家さんからメール、
生き生きとしたかんなを描いていただき、ありがとうございます!」
(主人公の名が、かんな)
よ、よかったー。これで、ほっとしたー!

よしよし。引き続き、頑張りまする〜!!

つづく




















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by tobelune | 2015-09-17 14:14 | イラストレーション | Comments(0)

いさぎよく

昨日、出版社A社に行きました。
色校正が出たので、チェックするためである。

編集のYさんとふたりで、原画と色校を見比べながら、
「ここは、もうちょっと色を濃くした方がいいですかね?」
「あ、でも背景は、原画と違うけどキレイなので、このままで」
「じゃ、人物の肌色を強く出してくださいと書きますね・・・」
などと話し合いながら、印刷の指示を書き込む作業。
より良い本を作るため、大事な作業である。

ピンクがとても出にくくて、困った。
これはでも、ぼくの絵の具に問題があるのかも。
水彩絵の具のどのピンクを使えば、印刷に出やすいのか?
これは、研究の余地があると思った。



雪の場面があって。
見開きに、文章がぎっしり入っているのだが、
ぼくはここで「雪を降らせたいな」と思って、
文章のまわりの余白に薄墨で点々を散りばめたのである。
が、プリントされたものを見ると、どうも良くない・・・
雪がちょっと、うるさい感じ。
点々を薄くすべきか? 点の数が多すぎるのか?
う〜〜む・・・
と考え込んでいたら、Yさんが、
「ここ、絵がない方がいいような気がしました」
と、スパッと言ってくださる。

「あ、なるほど」
その明解さに感心しつつ、
「そうですね。ここ、なしにしましょう!」
絵が良くないと思えば、潔く撤回する。それも大事と考える。
ちなみに、
「今まで、こういうことありました?」
と聞けば、Yさん、
「いえ、絵をやめにするなんてことは、初めてです(笑)。
でも、失礼と承知の上で言ってみました・・」
あはは、そうだよね。
でも、正解。
絵がなくても、読者の心の中で雪は舞うのだろう。



色校正を終えたら、お昼前で、
「一緒にごはん食べましょう」ということになる。
和食のお店へ。
美味しい食事をしながら、ふと思いついて、
「カレーの絵本を作ったんですが、いつか見て下さい」と申し出た。
「まだ、ちゃんとした形になってないんですが・・・
 文章とキャラクターは出来ています」
「それでいいです。みせてください」
おお、次につながるかも?



Yさんと別れてから、散歩がてら護国寺によってみた。
まあ、ふつうのお寺である。ちょっと敷地が広いかな、くらいの。
本堂にお参りして、手を合わせるが・・・
特にお願いすることも浮かばず、
「いま、幸せで満たされてるので、何もありません。
 このまま見守ってください」
と、一礼して、帰る(笑)。

さわやかな空だった。






















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by tobelune | 2015-09-16 14:35 | イラストレーション | Comments(0)

悔いなし

昨日のつづき。
レイアウトを見た時に、
ひとつだけ、挿し絵の一部の色が失敗してて、直したくて
すっごく気になるのがありました。

なんとか修正できないものかと・・・
でも、編集者さんは、
「そんなに気にならないですよ?
 言われるまで気づきませんでしたし・・」とのことで。

そうなんだ?
描いた本人しか、分からないもんかも知れない、案外。
だけど・・・
だけど、オレは許せないのでアル(笑)。
ここを妥協してしまうと、あとで絶対に後悔するだろう。
本を見るたび、ああ、ここが失敗だったよなあと悔やむだろう。

で、印刷所からスキャンした絵のデータを送ってもらい、
こちらでフォトショップで修正することに。

レストランの観葉植物の葉っぱの1、2枚に、
雰囲気を出すための紫のぼかしが中途半端にかぶってて、
不自然になっている。
たったそれだけのことではあるが、直しました。
(直すのに時間はかからない。ほんの5分もあれば出来る)
そして、印刷所に返送。

「よし! これでもう、悔いはなし!!」




















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by tobelune | 2015-09-15 07:20 | イラストレーション | Comments(0)

何度も見たくなる

編集のYさんからレイアウトが送られてきた。
先日仕上げた絵を本文中にレイアウトしたもの、全ページ。

え、もう?
さすがに進行が早い。すごいな。
見返しから始まって、扉、目次、本文・・・
本に閉じられてないだけで、あとは実際の本と変わらない。
「おお、目次の絵、きれいに出てるー!」
「テーブルの色が、いいなあ」
などとつぶやきながら、引き込まれて行く・・・

ひとつだけ、ここの色はどうしても直したいという所があって、
すごく気になるのですが、それ以外は大丈夫。
ていうか、Goodです。すごくいい!
うれしくて、何度も何度も、くり返し見ちゃいます。

これなら、楽しんでもらえるんじゃないかな〜♪
出来上がりが楽しみ。
10月下旬あたりかな〜?




















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by tobelune | 2015-09-14 10:58 | イラストレーション | Comments(0)

秋も急ぎ足 1

やっと本の挿し絵が終わり、一息ついたところでしたが。

もう、次の絵の催促が来ております。
ひい〜〜〜!(笑)
4月にちらっと書きました、毎日小学生新聞の連載の挿し絵。
これが、来月から連載なので、
いますぐやらないと間に合いません。
(ギリギリもいいとこ!)

何しろ、ふたつを同時には出来ないという不器用な男なので。
これから専念します。
バリバリでやります。お待ちください。

とは言え・・・
キャラクターのイメージくらいは練っていましたよ、さすがに。
タイトル部分のデザインも、ラフ程度には作りました。
大丈夫、ここから巻き返しますやん。

こっちはね、ちょっとだけ教えちゃう。
不思議なドーナッツ屋さんと女の子の出会いのお話。
週1回連載で、10月〜11月まで続きます。
絵はオールカラーです。

はい、見たい人は、毎日小学生新聞を予約しましょう(笑)。
乞うご期待!





















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by tobelune | 2015-09-09 14:22 | イラストレーション | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune