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GOLD

私は 小さな流れの真ん中にいる

灰色の石に腰掛けて


時折 思い出したように立ち上がり

ざらりと

川底を掬っては篩にかける


手に残るのは 変哲もない砂利と

思い出のかけら


謙虚であれ

孤独であれ

忍耐強くあれ


一粒の砂金が このどこかに

必ずあると信じて






Nature Boy


















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by tobelune | 2015-12-29 14:50 | ぽえむ | Comments(0)

天使からリルケ 2

というわけで、リルケの本、
「若き詩人への手紙」を読んだのであるが・・・

正直に書きますが、リルケさんの手紙、難しいです。
途中で眠くなります。(すみません)
詩人って、普段の手紙でも、こんななのか?
長くて、ややこしくて、丁寧語を使ってるのでよけいに複雑な文章。
もうちょっと、シンプルになりませんか?
と思いながら読んだ(笑)。

映画でウーピー扮するシスターが話した内容は、
長い文章を思い切り凝縮して、要約したモノだったのだね。
その辺を引用してみると・・・



自らの内へおはいりなさい。
あなたが書かずにいられない根拠を深くさぐって下さい。
もしもあなたが書くことを止められたら、
死ななければならないかどうか、自分自身に告白して下さい。
何よりもまず、あなたの夜の最もしずかな時刻に、
自分自身に尋ねてごらんなさい、私は書かなければならないかと。
深い答えを求めて自己の内へ内へと掘り下げてごらんなさい。
そしてもしこの答えが肯定的であるならば、
もしあなたが力強い単純な一語、「私は書かなければならぬ」をもって、
あの真剣な問いに答えることができるならば、
そのときはあなたの生涯をこの必然に従って打ちたてて下さい。



これでも短く切り取ったつもりですが・・・
やっぱり長いよね。
ウーピーさんの言葉で覚えた方が、いいかもです。

とはいえ、
孤独の詩人リルケさんのこの言葉、
表現者にとっては真理であると、共感せずにはいられません。
「私は描かなければならぬ」と換えて、深く肝に命じようと思うのです。
自分に問いかけながら、本当に描きたいものを描かねばならぬ。
























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by tobelune | 2015-12-27 19:20 | 言葉 | Comments(0)

天使からリルケ

クリスマスの夜、 DVDで映画を2本見た。
「天使にラブソングを」「天使にラブソングを2」である。
ウーピー・ゴールドバーグ主演の傑作コメディ(1992年の制作)。
昔、レンタルビデオで見た作品。
道子ちゃんとふたりで笑い転げた日が、なつかしい。
ウーピーさんの絶妙な演技と、忘れられない歌の数々!
赤ワインを飲みつつ、見入った。


「2」の方で、歌手になる夢を母に否定され悩む少女がいて
(ローリン・ヒル)、ウーピーがリルケの本を手渡すシーンがある。
「若き詩人への手紙」という本。
ウーピー演じるシスターは、その時言うのだ。
「この本の中で、リルケは若者に書いたわ。
 詩人になれるかどうかを、私に聞くな。
 どうしても詩を書かずにいられないなら、君は詩人だ。
 あなたも、そう。
 どうしても歌わずにいられないなら、あなたは歌手だわ。
 この本を読みなさい」
(うろ覚えで、正確ではありません)


このリルケの本に興味を持ったのです。
で、手に入れて読んでみたのでした・・・

つづく






















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by tobelune | 2015-12-26 23:33 | 言葉 | Comments(0)

沖縄トマト

この頃、トマトをやたら食べます。

息子がね、「トマト大嫌い」だったのです。
ケチャップは好きなくせに、生のトマトは、見るのもイヤ。
トマトの入っているサンドイッチや冷やし中華などは、
トマトを取り除いても、
「匂いが残るから、ダメだ!」
だったのです。徹底してるよねー(笑)。
そばで食べるだけで、露骨にイヤな顔をされるのです。

なので、必然的にぼくも食べなくなった。
が、息子がいなくなった今、オレは自由だ〜〜。
トマト食べ放題だ〜。わはは。

しかし。
近頃は、冬でも食べられるようになって、ありがたいのですが、
味が薄い・・・なんか、頼りない味というか・・・
ほんのり甘いだけ、みたいな。
「昔のあの濃いトマトの味は、どこへ行ってしまったのだ??」
と嘆きつつ、いろんなトマトを試してみる。
で、先日、沖縄産のトマトを買ってみたのです。
これが、当たり!!

見た目も、値段も、他のと変わらないのですが、
味が濃い!
しっかりとした酸味と旨味。
これだよ、子どもの頃に食べていたトマトの味、
太陽の味だ〜!!
感動した。本当に、久々に美味しいと思った。

沖縄トマト、ばんざい!






















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by tobelune | 2015-12-23 15:51 | たべるね | Comments(0)
ジブリアニメの傑作「耳をすませば」のDVDを手に入れた。
夜、ビールを片手に見る・・・
文学少女の月島雫と、ヴァイオリン職人を目指す天沢聖司、
二人が織りなす思春期の恋の物語。
1995年の制作とあるから、ちょうど20年前だね。

昔、知人からもらったビデオで見ていた。
まだ息子が幼児の頃で、夜、子どもを寝かしつけてから、
妻とふたりして見たものだった。

ストーリーこそ覚えてはいたが、細かい部分は抜け落ちていて、
「ああ、そうだったっけ」と懐かしむ。
アンティークのお店「地球屋」のおじいさんの言葉、
「自分の中の原石を見つけ出し、長い時間をかけて磨くこと・・・」
いつ聞いても、心に響く。
そして、雫のお父さんが娘に諭す言葉、
「人とちがう生き方は、それなりにしんどいぞ?
人のせいにするわけに、いかないからね・・・」だったか、
コレも、自分が言われている気がするのだった。



特典ディスクに、本編とリンクした「絵コンテ」が収録されている。
つまり、音声は本編とまったく同じで、絵コンテを追っていける。
これも続けて見た。本編111分、絵コンテも111分。
合計、4時間近くも見ていたことになる。
が、続けて見ることで、制作の裏側を知る手がかりになる。
ああ、こんなアングルをよく描けるもんだなあ、とか。
背景のこんな細部まで、こだわっているんだなあ、とか。
優れた作品を見ると、勉強になり、刺激になる。



それにしても、2回見て2回とも、ラストシーンで泣けた。
もう一度、道子ちゃんと一緒に見たかった。










そういえば・・・
4年前にも、こういうの書いていたっけ。




















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by tobelune | 2015-12-14 11:59 | 言葉 | Comments(0)

Wサイン本ですよ

お知らせで〜す。
絵本を楽しむ人の情報サイト「絵本ナビ」のサイン本コーナーにて、
「ポッカリをさがして」のWサイン本を発売中です!!
つまり、作家と画家の両方のサイン入りってこと。
限定15部で、すでに数冊売れています。
早い者勝ち(笑)!!
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サラちゃんがおせんべいを持って、笑っています。
あなたの願いが叶いますように。
(描くたびに色が変わる、魔法の色鉛筆を使用)

この機会に、ぜひぜひ。
よろしくお願い致します〜。



(追記)
サイン本を買った人のコメントがあって、
『表紙の絵に一目惚れ! 猫好きの娘と読みます』とのこと。
やったぜ〜♪ こんな言葉をもらったら、もう、勇気100倍です。
これからも、ていねいな仕事をしよう。























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by tobelune | 2015-12-12 13:32 | えほん | Comments(0)

は・じ・めての♪

やっほい!!
ヤフーオークションで、初めて落札できた〜♪
白木のちょっとアンティークっぽい額(八つ切サイズ)、2枚で1000円也。
送料と手数料も含めて、全部で2100円かかるが、それでも安い。

昨日、ゆうパックで届いた。(京都から)
とても丁寧に梱包してくれてあり、好感が持てた。
想像通りの額だった。白木といっても少しアメ色になっていて、いい感じ。
内側に金色のラインが入ってるのも、クラシックで良い。
もちろん、中古なので、多少キズがついてたりはするのです。
でも、気にしない。
ていうか、もっとキズつけて、古い感じにしたいくらい(笑)。



実は、来年1月下旬に、とあるグループ展に参加します。
で、額の準備から始めたってわけ。
新作を3〜4点くらいと、「ポッカリ」の表紙原画も飾ろうかと考えている。
場所は、銀座一丁目です。
詳しくは、また、新年になってからお知らせしますね。

お楽しみに♡

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by tobelune | 2015-12-05 15:30 | その他 | Comments(0)

古本を探して 6

「幸福な質問」(おーなり由子)という絵本、
とてもしゃれた大人の絵本なのですが・・・
いつからか、本棚にあります。
道子ちゃん(妻)が持っていた絵本なのです。

久々に読んでみたら、
この犬の夫婦の気持ちにしみじみ共感し、愛しくてたまらない。
この絵本には、続刊というか、犬の絵本シリーズであと2冊出ているのを知り、
探して手に入れました。

「モモ」は、犬を飼っている人なら、(あるいは、昔、飼っていた人も)
誰もが共感するだろう絵本。
うれしくて、あたたかくて、ちょっとせつない物語。
「ミルクのお茶」は、女同士の友情のお話なので、なんとなくは分かるけど、
ちょっと入り込めない部分があるのです。
男の場合、テレがあるから、こんな風にはいかないんだよなー(笑)。

3冊そろえると、おーなりさんの色使いのうまさを感じます。
どれも、ほんわかして、素朴で、やさしい色たち。
こういう絵に憧れるんだけどな・・・





















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by tobelune | 2015-12-02 15:03 | えほん | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune