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「とまあ、いろいろあって完成したワケやね」
「はい、白いマットを付けた所です。仕上がりは、ほぼA3サイズになりました」

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「こうして見ると、何もかも、すべて計算通りみたいにピシッと決まってるから、
不思議やなー(笑)」
「ははは、行き当たりばったりには見えんでしょ?」
「そこが、天才たる所以なんやなー」
「そ、それほどでも〜(ニコニコ)」
「ごまかしの天才」
「おい!」

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「グリーンの額に入れました。いかがでしょう?」
「おお、立派に見えるなあ! これやったら、きっと喜んでもらえるワ。
よかった、よかった。くりゅ、お疲れさま〜」
「くるも、お疲れさま」
























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by tobelune | 2016-03-31 08:18 | イラストレーション | Comments(4)
「くるです。制作が難航してます〜(笑)」
「くりゅです。なんかちがうな〜って感じて、やる気失くしてました。
やはり大きい絵は、まとめるのが難しいです・・」
「でも、締め切りが迫ってくるし」
「背景が気に入らんのやけど、とりあえず、猫と子どもを描き込むことにします」

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「セピア系で縞を入れてみたら、絵が、ぐっと引き締まりました」
「コレや! て思たでしょ?」
「うんうん。手前の草や、バックの木々に細かい点々を描いたりして、やっと、
絵が落ち着いてきました。ここまで来れば、ひと安心や」
「ハラハラしたけど、もう失敗はないぞと・・」

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「これは? どこが変わったん?」
「よく見て。猫の体に、鉛筆で毛並みを入れてるん。数ミリの短い線で、細かく
チョンチョンと描いてます。全身に入れて、さらに縞の部分だけ、線を重ねて
濃くしています。上半身だけ縞を濃くした所を撮りました。
わかりにくい? 拡大したのが、次の絵」

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「ああ、顔と前足と肩の辺りまで、確かに色が濃いよね。けど、線まではわからん
な〜。どんだけ細かい作業やねん。手が疲れそう〜」
「うん、すごい時間かかった。けど、みるみる猫らしくなってきた!」

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「これが全部濃くした所やね・・・あ、わかった。ちょっと光ってるアレは、
鉛筆の線が反射してるワケやね?」
「そのとおり! 普通の鉛筆は、光を反射してテカるんです。なので、最後に
色鉛筆の黒で仕上げます。色鉛筆は、テカらない。そこが大きなちがいやね」
「あ、いつの間にか、花が咲いてるし。もう、ほぼ完成?」
「うん。あとは、色鉛筆で細かいニュアンスを加えて、ダーマトも使ったりして、
草や木々に深みを出していきました」

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「おお〜! アップにしたら、毛並みが見えた!」
「猫の顔、ええやろ?」
「目の色とか、周りに入ってる微妙なオレンジとか、ゾクゾクするワ。
すごい・・やるなー、くりゅ?」
「もっと、ほめて(笑)」
「猫の顔の左半分? ぼくらから見たら右半分やけど、細く尖ってるやん?
それが、けして不自然ではなく、猫のしなやかさ、軽やかさを出してるんやと
思うねん。ここが、この絵の最大の魅力やね!」
「キターーー! くるくるが、珍しく語りました! すごい、すごい」

も少しつづく
























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by tobelune | 2016-03-30 08:08 | イラストレーション | Comments(0)
「くるくるです。つづきです。やっと色を塗る段階に来ましたねー」
「くりゅくりゅです。透明水彩で色付けです。ちなみに紙は、ラングトン水彩紙」

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「フツウは、背景から塗るんとちゃうの?」
「そやね。でも、今回は、あえて猫から。あまり意味はないんやけど・・・
いつもと同じやり方じゃ、つまらんなあと思ったので。あはは」
「ははーん、自分のやり方を壊すっていう、アレですか?」

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「下塗りの感じ、悪くないやん?」
「うん。ただ、背景の森の表現に不安を感じ始めていました。平面的になり過ぎ
というか・・・どうやって奥行きを出そうかなって」

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「おお、ずいぶん緑が濃くなったね」
「うん・・背景に迷いが出て、やり過ぎたかも。困ったことになりました。
この原色ぽいグリーンは、好きじゃない。全体的に落ち着きがない・・・」
「そういう時、どうするの?」
「水を塗って、ティッシュで押さえて、色を抜く方法をとります。これで少しは
色を淡くすることが出来る」

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「あ、猫の色が変わりました」
「はい。茶トラの予定でしたが、グリーンぽくしてみたんよ」
「シマシマが、なんか不自然やけど?」
「あは、鉛筆で縞を描いた上から色を塗ったら、縞が溶けて流れたんです」
「ぶっ! そんな失敗も、するんやね」
「それも、旅の過程です」
「何を、ワケのわからんことを・・ちょっとカッコええけど(笑)」

「正直言うと、この辺でちょっと、やる気失くしたんですワ。
失敗やなあ、コレ・・とか、思ってしまって」
「そういう時は、一旦絵から離れた方が、ええよね」
「そう。そやから、描くのやめた。何日か、放って置いたんでした・・・」
「お〜っと、くりゅくりゅ大ピンチ。はたして、どうなる?」
「つづく」






















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by tobelune | 2016-03-29 08:10 | イラストレーション | Comments(0)
「どうも〜! ボケのくるくるです」
「はい、ツッコミのくりゅくりゅです」
「二人合わせて、くる&くりゅですー! 久々の登場!」
「くるちゃん、今回は絵の解説ですよ? がんばりましょ」
「ちゃん付け、やめて(笑)。くりゅ、大きな絵、描いたんやねー?」
「また、人ごと? 一緒に描いたんでしょうが・・」
「まあ、始めてみて。聞いてるから」

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「まずは、ラフですね。自然の中で、子どもと動物が遊んでいる絵を描こうと、
それが最初の着想でした」
「大きな絵を描く割に、ラフは、小さな紙にちゃちゃっと描いてたよね?」
「そうそう、はがきより小さいくらいの絵やったね。それをスキャンして、
Mac上で色をつけてみました。ラフは小さい方が、気軽にでけるから」
「前に描いた、「デカネコの森」のつづきみたいな絵やね」

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「ああ、言われてみれば、そんな感じやね。前は、猫に抱かれて眠るのは、フカ
フカで気持ちええやろな〜って想像して描いたんやけど。
今回は、猫に乗って散歩したら楽しいやろなって考えながら・・」

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「次は、原寸大の下絵。ラフをA3まで拡大して、子どもたちを細かく描き込む」
「7人の小人みたい」
「あはは、なんとなく7人になったんやけどね」
「猫の動きが、ええね?」
「気づいてくれたん? 右手を変えました。少し持ち上げて、しなやかな曲線に
してるねん。あと、わかりにくいけど、顔を左に移動して首を伸ばしたんよ」
「あ、それでラフより動きあるんや? 芸が細かいねー」
「うん。猫をいかに生き生きと描けるか、それが、この絵の勝負どころやねん」

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「水彩紙にトレースするところです。3Bの鉛筆を使用します」
「トレース台より絵が大きい! 右手を直してるのがわかるねー(笑)」

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「はい、下書きの出来上がり」
「猫の顔が、ちょっとだけリアル? なぜか、ほお紅が?」
「えへへ、なんか、ほっぺた赤くしてみたい衝動にかられて・・」
「この猫は、メスなん?」
「そう、たぶん、お母さん的イメージなんです。子どもを見守る母性も表現して
いる・・・いえ、無意識にそうなったんですけどね」
「どおりで、目が少し色っぽい、あはは。そうか、左耳も、子どもたちの方に集中
してる感じやん? なるほど、なるほど」
「ほめてもらえた所で、つづく!」























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by tobelune | 2016-03-28 12:45 | イラストレーション | Comments(0)

「にゃんこにのって」

例の保育園に贈る絵が、ようやく完成しました。
やはり、大きい絵は時間かかります。(少しずつ描いて、ざっと10日くらい?)
楽しい絵に仕上がりました♪
特に、猫の顔が気に入っております。

こんな下絵が・・・
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こうなりました〜! (透明水彩と色鉛筆を使用)
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制作過程をカメラで撮りましたので、後ほど掲載しますね。
楽しんでもらえるかも。
























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by tobelune | 2016-03-26 14:20 | イラストレーション | Comments(0)

君は今も

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夢見る頃を過ぎても
君は今もこの胸に・・・
When I Grow Too Old to Dream





















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by tobelune | 2016-03-20 13:09 | photo | Comments(0)

夕暮れにジャズ

今朝のゆめるね。

どこかへ行った帰り道。夕暮れの道。
歩いていると、前に来たことがある感じの町並みに出た。
(ゆめで同じ場所を訪れることは、たまにある)
ちょっとさびれた小さな商店街と住宅街の境目みたいな場所・・・
角に立って看板の案内図を見ていると、
ジャズがゆったりと流れてくる。甘やかな曲である。
夕空を見上げて、耳を傾ける。懐かしさにうっとりする。

「どこから聞こえるのだろう?」
歩いて行くと、古びた喫茶店がある。
画廊喫茶のような感じか。幾人か、人が集まっている。
品の良い白いヒゲのおじいさんが、どうやらマスターのようだ。
「いらっしゃい。ここは初めてですか?」
「えっと、多分、二度目です」
なぜか、そう答える私。
「ああ、思い出しました。たしか・・繊細なお方だ(笑)」
照れながら、席に案内される。

休んでいると、となりの椅子に女性が座る。きれいな人だ。
だんだんと人が混んできて、どうも、上映会が始まるらしい。
私の所が一番前の席であった。
となりの女性は、映画関係者なのかも?



あとは、思い出せない。
目が覚めてから、あのマスター、どこかで見たことがあるなーと考えていたら、
「耳をすませば」の地球屋の主人、西司朗さんだった。あはは。
ゆめで聞いたジャズはなんだったろう?
曲が思い出せずにいる・・・






これだったかも?




















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by tobelune | 2016-03-17 11:08 | ゆめるね | Comments(0)

またもや猫です

昔からの友人に、建築士のTくんがいます。
彼が担当した保育園の竣工記念に、絵を贈りたいとのことで、
私に依頼が来ました。

園の受付の後ろの壁面に飾るとかで、そういうことなら、
ちゃんと額装して渡そうと考えております。
大きめ、三々サイズのグリーンの額を注文しました。(約45×60cm)
F10サイズの水彩紙も注文。

下絵をざざっと描いて見てもらい、OKが出ました。
こんなのです。
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猫の背に乗って、お散歩する子どもたち♪ 楽しげでしょう?
ラフなので、パソコン上で色をつけています。
本番は、もちろん透明水彩で描くつもりですが、
いつもよりは、かなりラフさを出して、大胆に描こうと思います。

水彩紙が届いたことだし、今夜からでも制作開始しよう。
ただ・・・
大きい絵は、慣れないせいもあり、描き出すのに勇気がいるんですよねー。
真っ白い紙を前にして、ドキドキします。
軽くビール飲んでからにしようかな。わはは。

また、制作過程を写真に撮るのをやってみたい気もします。
お楽しみに〜。























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by tobelune | 2016-03-14 16:46 | イラストレーション | Comments(0)

走る走る

今朝のゆめるね。

川に沿って道路が延びている。川と緑と青空と。
広々として清々しい眺めである。
郊外のコースを走るマラソンレースに、私は参加している。
スタートしてみると、足がやたら軽くて、ぐんぐん走れる。
100m走のごとく疾走し、全然疲れない。
あっという間に、圧倒的単独トップである(笑)。
「きょうは調子いいぞ〜、体が軽い〜!!」
楽しくて仕方がない。さらにスピードが上がる。

道が右にカーブしているのだが、スピードがつき過ぎて曲がりきれない。
左側の一段高くなっている土手の側面を、
体を斜めにして、忍者のように走った。
と、そのまま、空中に浮き上がってしまった。(体、軽過ぎ!?)
風に乗って流される。
「あれ? 飛んでる・・・マラソンで飛ぶのは反則かな?」
走るポーズのまま、飛んで行く。

やがて給水ポイントがあった。
「ちょっと休憩」
降り立って、トップの余裕で休んでいると、いつの間にか、
2〜3歳の小さな女のコを、私は抱っこしているのだった。
私の子どもという設定になっている。(なんで?)
そこから、なぜか女のコを連れてゴールを目指すことになって。
「よし、じゃあ行くよ?」
と抱っこして飛ぼうとするが、(もう走る気はない)
女のコは、イヤイヤをするのだ。
困ったね。
なんとか、なだめすかして連れて行かなくては・・・



という所で、目が覚める。
「うわあ、変なゆめ見た〜」ひとり苦笑した。
そういえば、昨夜、友達と飲んでいて、「飛ぶゆめ」の話題になり、
最近あまり見なくなったなーと話していたのだった。
そのとたん、これだ。
今回は、地上10m程度の高さでした。
「iくん、見たよ〜!(笑)」

























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by tobelune | 2016-03-12 13:16 | ゆめるね | Comments(0)

夢かうつつか・・

ある日のこと、家に帰る途中で、
「たまには、知らない道を通ってみよう」
なんて考えて、テキトーに角を曲がってずんずん歩いた。
知らない町並みは新鮮で、旅の気分。
そして、ふいにその場所へ、たどり着いたのだった。


それは、前に見た夢の中の場所にそっくりだった。
住宅街を抜けて、急に目の前が開ける場所。
畑や空き地が続き、その間の曲がった小道を行くと団地がある。
夢と同じだ。


ここを見つけてから、ごくたまに行ってみたくなる。
特に雨の日が良い。
ふわりふわり夢の中を彷徨う、頼りない感覚。
夢と現実の境目が、あやふやに溶けてゆく・・・

この場所は私にとって、何の意味があるのだろうか?
夢の予言なのか? 何か出会いがあるのか?
ただの偶然なのか?
その辺は、分からない。
分からないけど、探してみたくなるのだ。

淋しいような、でも心が落ち着くような・・・
何かを思い出せそうな・・・

現実逃避?
そうだろうか。
「人生もまた、夢の如し」





夢見る頃を過ぎても・・



















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by tobelune | 2016-03-10 23:11 | ゆめるね | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune