<   2017年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

雪山を歩く 3

10月26日THU

b0246533_10132242.jpg

6時半頃、目覚めました。
窓が明るい。
二重の窓ガラスを開放し、外を見ました。
青空!
右手の山が、朝日に照らされ始めたばかり。
「やった〜! 晴れたぞ! お〜い、起きろ〜〜♪」

b0246533_10133114.jpg

屋根から垂れ下がる雪が、雫をこぼした瞬間です。


❄︎


朝食バイキングをたっぷり食べて、エネルギー満タン。
ペットボトルに「立山のおいしい水」(蛇口をひねれば出て来る)を入れて。
山靴の紐をしっかり締めて。
さあ、出発。

午前は、雷鳥沢コースを歩きます。
ガイドブックによると、
適度にアップダウンのある、2時間ほどのコースらしいです。

本当に爽やかな快晴。
昨日の「視界ゼロ」と、なんという違いでしょう。

b0246533_10134629.jpg

あ、息子です。
なぜか、虹色の光線がシャワーのように降り注ぐ(笑)。
縁起がいい。
こんなの、ねらっても撮れないよ?
(後ろにドーンとそびえるのが、立山三山です)


❄︎


サクサクと雪を踏みしめて歩きます。
こんな雪山を歩くなんて、もちろん初めてのことです。
サクサクでワクワクです。

ちっとも寒くない。
これ、ダウンジャケットじゃ暑いくらいです。

b0246533_10432011.jpg

エンマ台から見下ろした地獄谷。
あの噴煙が上がっている所が、温泉の源ですね。
有毒ガスとなるので、これ以上は近づけません。通行禁止です。

b0246533_10143066.jpg

途中の山小屋の前にあった、雪ダルさん。
人の良さそうな(笑)。


❄︎


雷鳥沢コース、かなりハードです。
適度なアップダウン? それ、夏の話ですよね?
雪道、きついワ。
踏み固まって凍っている所もあり、滑ってこわい。
特に、下り坂。
めっちゃコワイやん。
「うひ〜〜っ」
これ、雪山訓練用のコースじゃないんですか?(笑)

たまに行き交う山ガールは、ストックをついて歩いている。
なるほど、あれは良いね。

b0246533_10140841.jpg

銀世界に赤い実は、とてもキュート。
ナナカマドの実かと思ったけど、ちょっと違うかも?
雷鳥は、こういうのを食べるんでしょうか。

辿り着いた大日展望台で、一休み。

b0246533_10144059.jpg

コントラストの強い影のおかげで、ちょっとかっこ良く見えません?

ここから、まだまだ先に道が続いておりましたけど・・
ハードなので引き返します。
雪山初心者ですのでー。


❄︎


宿に帰って、温泉につかって・・・
疲れたので、お昼までひと眠り。

なんという、のんびりな山歩き旅でしょう。
いいね。

つづく








Let It Go














*

[PR]
by tobelune | 2017-10-31 08:11 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 2

25日のつづきです。

立山室堂でバスを降りた人々は、さらにバスを乗り換えて
黒部ダムの側へ向かうのか?
それとも、バスターミナルすぐ隣のホテルに泊まるのか?

この雪で真っ白、霧で真っ白な中を歩くのは、息子と私の二人だけでした。
「←みくりが池温泉」の道しるべを頼りに出発。
ターミナルの建物を離れると、本当にもう、
どこもかしこも白一色。
写真にも撮りようがありません。
こういうのを、ホワイトアウトって言うんでしたっけ?
(もしもの時、ケイタイは圏内だろか?)


かろうじて、道なりに張ってあるロープだけが、二人を導いてくれます。
心細い。
寒い。
立山は雪らしいと知り、前日にダウンジャケットを買ったのですが、
ほんと、着て行ってよかった〜。
山靴も、はいててよかった〜。
25分ほど歩くと、眼下に、みくりが池が見えました。
「ということは・・・もう近いはず」
「あれじゃない?」
息子の指差す方を見上げれば、そこに、
山小屋「みくりが池温泉」が灰色の影となって見えました。
「あそこだ〜♪」


❄︎


部屋に落ち着く間もなく、さっそく温泉に入ります。
何と言っても、ここが、日本一高い天然温泉だというので宿を決めたのです。
(値段じゃないですよ。標高がです)
もちろん、源泉掛け流し。やや白濁のお湯です。
息子、やにわに湯を口に含み、
「うえっ、まず! 昔行った宮城の温泉と同じ味だ・・」
まったく、コイツは(笑)。味で記憶してるのか。
私も飲んでみます。
「う、酸っぱい。変な味・・」
でも、飲めば、体に良いかもしれない。
(観光化された温泉によくある効能書きが、ここにはありません)

大きめのガラス窓から眺めれば、いつの間にか霧は晴れて、
雪山の合間に雲海が見え、オレンジから暗い青へのグラデーションの空。
日が雲海に沈んだ直後だったのでしょう。
「そうか、ここは雲より上なんだね、すごい!」
はるか左上に、細い三日月が見えました。

「今夜はきっと、星がよく見えますね」
後から来たひとりの客が、つぶやきました。


❄︎


夕食は、食堂に集まって頂きます。
品数多く、けっこう豪華な夕食でしたが、さらに、
「白エビのお造り」と「行者ニンニクの醤油漬け」を追加。

白エビのむき身に、イクラが掛かっています。
白と赤のコントラストが、奇麗。
「醤油付けるのかな?」
「まずは、そのまま食べてみれば?」
と息子が言うので、そのまま頂きます。
「おお!」
白エビのほのかな甘さとイクラの塩気が合わさって、いい感じ。
美味い。

グラスビールを頂きます。
なんでも、高山ではビールに酔いやすいのだとか・・
気圧の関係??
なので、少量にしておきました。
(2000m級でも、軽い高山病になる人もいるそうです。要注意ですね)


明日は、晴れそう。
ここで2泊するので、明日はゆっくりと室堂一帯を歩くつもりです。

つづく





















*

[PR]
by tobelune | 2017-10-30 08:08 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 1

10月25日WED

北陸新幹線はくたか555号に乗り込み、雨の東京を後にしたのは、
朝の8時45分でした。
時折、車窓から見える黄金色の田んぼや黒い山々・・・
雨が上がったり、また降り出したり、忙しい。
隣に座ったスーツ姿の男性は佐久平で降りて、あとは空席のまま。

ホームに降り立ったのが、11時30分。
駅前に立って見渡します。
ここ、富山市も、パラパラと雨が降っていました。

富山駅の目の前に建っている背の高いEホテル。
その1Fにあるイタリアンのお店で、息子が店長代理として働いています。
店に入ると、息子がすぐ気づいて手を振ってくれたので、ほっとしました。
黒いシャツに黒いエプロン、息子が大人びて見えます。
シェフにご挨拶して、ステーキ・ランチをご馳走になりました。
赤ワインも一杯。美味い!

息子が仕事から上がるのを待っているうちに雨もやんで、
午後1時、二人の旅の始まりです!


❄︎


「そうだ、富山行こう!!」
そう思いついたのは、8月半ばでした。
実は、10月に展覧会を予定しておりました。三人展です。
ところが、メンバーがそれぞれ、予想外に忙しくなってしまって・・・
「このままじゃ無理。春まで延期しましょう」

で、展覧会のために取った5連休が、ぽっかり空いてしまったのです(笑)。
だったら、せっかくだし、旅に出ようと。
息子が頑張っている富山へ行ってみよう。
いや、どうせなら、息子も休み取らせて、立山に登るのはどうだろ?
ちょうど紅葉の美しい季節かも。


❄︎


電鉄富山から2両だけの電車に乗って1時間。
山の麓の立山駅から、今度はケーブルカーに乗りました。
標高500m差を、7分で一気に登ります。気圧の変化で耳が変になる。
着いた所は、紅葉の名所、美女平ですが・・

なんと、白い霧が覆っていて、何も見えません。
ここからさらに、高原バスに乗り継ぎます。
こんな霧の中、運転は大丈夫なんでしょうか? 道の先が見えませんよ?
窓からは、霧の中に立ち木がうっすらと見えるばかり。
「まるでジュラシックパークみたい(笑)」
息子が言う。
なるほど、言われてみればそんな感じ。不気味です。

1時間弱で、標高2450mの室堂に到着。
山の上は雪でした。
ここから、みくりが池温泉まで20分ほど歩くのですが・・・

b0246533_17155741.jpg

ね? 真っ白ですよ、どこを見ても。
一応、道しるべはありますが、
ちょっと吹雪けば、すぐ道に迷って遭難しそうなんですけど(笑)。

バスには大勢の人が乗っていたのに、なぜか誰もいない。
息子と二人だけです。
もし一人だったら、こわくて絶対歩けないだろうと思いました。

前途多難の幕開け。

つづく






















*

[PR]
by tobelune | 2017-10-29 19:01 | 旅るね | Comments(0)

蛾になって飛んだゆめ

今朝のゆめるねです。



土の道を一生懸命に歩いている。
見覚えがあるような、でもないような町の景色・・・道に迷ったらしい。
早く学校に行かなくちゃ、と焦っている。
やがてバス通りに出て、「よし、バスに乗れば大丈夫だ」と安心する。
すぐに来たバスに息子と乗ると、中は通学の子どもがいっぱい。
四角いマットを並べたようなヘンテコな座席で、子どもたちとくっついて座る。
「子どもが多いので、こんな作りなのかな?」

いつの間にか、また一人で歩いている。
道の脇に、小さい恐竜らしきものが寝ている。少し置きに何匹も並んでいる。
さらに歩いて行くと大きな恐竜も寝ていて、だんだん怖くなる。
「目を覚ましたら、こいつらに食べられるんじゃ?」
足早になるが、どこまでも恐竜が並んでいるのだった。今にも動き出しそうでコワイ。
「そうだ、飛んで逃げよう」
そう思うと、フワリ宙に浮かぶことが出来た。

気がつけば、蛾になって飛んでいるのだ。薄茶色にレンガ色の紋が入った羽。
自分が蛾なのに、飛んでいる姿が自分で見える。
ハタハタと飛んで行く。
人でにぎやかな街中の広場に出る。夜になっていた。
ここでも恐竜が来そうで安心出来ず、さらに飛び続ける。
いつしか少年になって歩いている。
夜の道を歩くうちに疲れて、周りを丸く囲われたような場所で眠る。
やがて、バイクの音が聞こえてくる。新聞配達のバイクらしい。
「あ、こんな所で見つかると困るなあ・・」と思いつつ、眠くてしかたない。
案の定見つかって、配達のおじさんが腕をつかんで起こそうとするので、
寝てるふりを続けながら、どうやって逃げようかと考える。

夜が明けて、周りの景色が見えるようになる。
「あ、あっちが海だ。あっちへ飛んで行こう」
再びぼくは、蛾になって飛び立った。今度はずっとずっと高く。
風が強い。流されそうになりながら、飛んで行く。

と、目が覚める。
兄さん夫婦が目の前にいたので、
「いま、蛾になって飛ぶゆめを見ていたんだよ」と話をしていたら・・・



また目が覚めた。
今度は、本当にゆめから覚めたのだった。
ぼくが起きた気配に気づいて、猫が寄ってきて顔をぺろぺろとなめた。








↓ぜひ、フル画面でご覧下さい。ドキドキします。













*

[PR]
by tobelune | 2017-10-21 15:02 | ゆめるね | Comments(0)

ねこねこ31

b0246533_11424788.jpg



「にゃんだって? そんなバカな!?」
ぼう然と立ち尽くす猫。

猫を二本足で立たせるのは、案外に難しいことでした。




















*

[PR]
by tobelune | 2017-10-16 14:35 | イラストレーション | Comments(0)

ねこねこ30

b0246533_13194762.jpg



う〜ん・・ちょっと凝り過ぎか?
逆光の感じを出したかっただけ、なんですけどね(笑)。





















*

[PR]
by tobelune | 2017-10-14 13:26 | イラストレーション | Comments(0)

ねこねこ29

b0246533_11475555.jpg


かっちり描き込まないで、おおまかに塗る。
渋めの色使い。
この絵も気に入っております。

賢そうな猫だにゃ。





















*

[PR]
by tobelune | 2017-10-12 11:58 | イラストレーション | Comments(0)

ねこねこ28

b0246533_18193582.jpg


久々に、良い絵が描けたと思いました。
仔猫の柔らかさが、出せたかなあって・・・

気張らずに描いたのがよかった。
やっぱり、絵は、
楽しく描かなくちゃね。




















*

[PR]
by tobelune | 2017-10-09 18:30 | イラストレーション | Comments(0)

似顔絵

b0246533_15400906.jpg



二人展「大と小展」を見に行きました折、山本祐司さんに似顔絵を描いてもらいました。
なんとなく上品な晶太になりました(笑)。うれしいです。







Can't Help Falling in Love














*
[PR]
by tobelune | 2017-10-03 15:50 | 笑えるね | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune