ライオンつれて 34

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上の画像は、新作絵本のウラ表紙です。

ついに絵本が完成しました〜〜!!!
おおおおお、やった〜〜っ♪
今夜は、ビールを浴びるほど飲んじゃうよ〜。


3時にデータが完成し、宅急便で「あすなろ書房」さんに送りました。
あとは、出来上がりを待つばかり。
原画じゃなくてデータで送ったので、案外早く出来上がるかも?
などと勝手に考えています。
7月中に出せればいいんですけど・・・

絵本のタイトルは・・まだ秘密です。笑

「ライオンつれて3ヶ月」の旅のはずが、5ヶ月余りにも及びました。
でも、時間かかっただけのことはあると、
自分では思います。
子どもたちが、この世界をわかってくれるといいなあ。
そして、いっぱい笑ってくれるといいなあ。



















*

# by tobelune | 2021-06-08 16:52 | えほん | Comments(6)

ホワンとした絵

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「この(イラストファイルの)中では、この絵が好きかな」


昨夜、息子とお酒を飲みながらアレコレと絵本の話をしていて、
「とべるね」の画集を見せたら、そう言われました。
(つまり、左手の作品です)
色鉛筆と透明クレヨンで描いたもの。

「親父の絵はね、こういう明度差のないホワンとしたところがいいんだよ。
ハッキリした色使いにしちゃうと、「普通」になってしまう。
こっちの線で行くべきだとオレは思う・・・」

「あまり、キチンとした絵になるとつまらない。
輪郭がハッキリしない方がいい。
線がテキトーなのが面白いと思うよ」

うんうん。
すごくわかるよー。左手の下手な(ラフな)感じがいいんだよね。わかる。
いよいよ絵本が完成するし、
次回作は、こんなタッチで描いてみましょうか、ねえ?



















*

# by tobelune | 2021-06-08 12:18 | イラストレーション | Comments(6)

サイコロキャラメル

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息子が、サイコロキャラメルをくれました。
すごい懐かしい!
子どもの頃、よく食べたし、サイコロでよく遊んだものです。

箱を開けると大きな二粒。
包み紙を開く。甘い香りが鼻をくすぐる。
口に含めば、ほんのりミルクの甘さ。
クチャッと噛みしめれば、甘さが濃くなる、この感じ。

なぜ、このタイミングでくれたのか?
たまたまだろうけど・・・
実は、新作絵本にもサイコロキャラメルが出てくるのです。

上の写真が、絵本のヒントになっています。
お楽しみに〜♪



















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# by tobelune | 2021-06-06 13:15 | photo | Comments(2)

♪スケーターズワルツ

今朝のゆめるねです。
早速、楽しい夢を見ちゃいましたよ。



私は少年に戻っている。小学6年生か、中学生か? その辺り。
学校の行事で旅行に来ている設定のようである。
友達数人とホテル?の部屋にいた。

ある友達が部屋の中で何かを燃やしている。
鍋が燃えているように見えるが、何をしているのか、意味がわからない。
部屋の空気が悪くなると思って、ガラスの窓?ドア?を開ける。
冷たい空気が入ってくる。
外は冬である。
雪が積もって白い世界だ。
すぐそばに広がる海までも凍っているようだ。

ベランダだか?に出ると、下が凍っていて滑る。
(なぜかレンガ色の鉄板のような床である)
ある少年が少し海側へ歩くと、ベランダが傾斜しているようで滑り始める。
「危ない!」
だが、彼は転ぶことなく、そのままバランスよく滑って、
凍った浜を越えて海までスルスルっと行ってしまう。
「すご〜い!」笑

他の何人かの友達はどこかへ歩いて行ってしまう。
ふと気づくと、目の前に一人の女子が立っていた。僕を見つめている。
ショートヘアの、目がくりくりしたキュートな女子。
どこかアニメのキャラのような感じ?
ブレザーを着て(制服?)、毛糸のフードを被っている。

何も言わずにこっちを見ている彼女。
僕としゃべりたいのかな?
ここで少年のはずの僕は、なぜか大胆な行動をとる。

彼女の手を取って、片手は彼女の背に回して・・
つまり、社交ダンスのような姿勢。笑
そして、二人で凍った砂浜から海へと滑っていくのだ。
(足はスニーカーだけど、よく滑る)

周りの子たちは、呆気にとられて見ている。
僕はちょっぴり気恥ずかしいのだが、勇気を出して彼女をリードする。
彼女もうれしそうである。(でも無言)
すると都合よく、どこからか音楽が流れてきた。
スケーターズワルツである。

ラーラーララー♪ ラーラーララー♪

海の上を滑り続ける二人。
ホテルの窓からも子ども達が、目を丸くして見ている。
楽しくて仕方がない。
音楽に乗りながら、どこまでも滑っていける気がしていた・・・






フウッと目が覚めるが、ワルツがまだ聞こえている・・・
意識がぼんやりしている。
現実に戻るまで時間がかかった。
「あ? ああ、夢か」

なんてロマンチックな・・・
そして、なんて大胆な。笑

願望なのだろうか?





















*

# by tobelune | 2021-06-03 09:18 | ゆめるね | Comments(8)

ライオンつれて 33

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「絵本は一体どうなったんだ?」
と思っておられる皆さま、お待たせしました〜!
99%完成しました!!


まだ直したい部分があって、100%とは言えませんが・・・
ほぼ出来上がったものをプリントして、
作家のNさんと編集構成のUさんに送りました。

多少の直しは出たものの、おおむね好評でほっとしております。
Uさんからは、
「よく頑張りましたねー」と労いの言葉をいただき、
うれしいやら、ありがたいやら。
Nさんからは、
「寝てるページ、5匹お団子になっている子たち、たまらん」
などの褒め言葉をいただき、
頑張った甲斐があったなあと・・・。

こういう瞬間があるから、この仕事をやっているんだよなあ。



来週早々には、出版社さんの方へデータを送る予定です。
あとひと息や。

構想から、丸4年・・・
長かった旅も、とうとうゴールが見えてきました。
今夜は、息子と乾杯しようっと。笑



















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# by tobelune | 2021-06-02 18:36 | えほん | Comments(4)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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