雪山を歩く 8

27日のつづきです。


富山駅から、ライトレールという電車に乗ります。

駅周辺は、道路を走る路面電車。

途中から、専用の軌道を走るようになります。

車両のデザインが、近代的でスマート、しゃれているのです。

グッドデザイン賞受賞です。

「富山、やるなあ!」


料金一律200円。

パスモが使えないのが、ちょっと惜しいかな。



❄︎



息子のアパートはワンルーム18畳。広い。

ひと休みして、夜は、富山の美味しい寿司を食べに行きました。

歩いて10数分でしょうか。

回転寿司ではあるけれど、回っていない(笑)。

注文したものを握って出してくれます。

「どこの寿司屋で食べても、富山湾で穫れたての魚だから美味いよ」

息子が自慢します。


生ビールと、新鮮な海の幸。

ブリも、ズワイガニも、ノドグロも、どれも美味しい。

息子が次々と頼むものだから、

あっという間に、腹いっぱいになりました。ペース早いよ(笑)。

で、最後に頼んだのが、「ゲンゲの唐揚げ」。


ゲンゲ、知らないでしょう?

私も初めてです。

富山湾の海、水深200mより下に棲む、深海魚だそうです。

ゲンゲの唐揚げ、めちゃ美味いです。

サクッとして、ふわっと美味い。

サクふわ。

これ、ビールに合う合う!!


「く、苦しい〜。あはは」

二人とも、満腹で帰りました。


つづく






















*

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# by tobelune | 2017-11-05 08:05 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 7

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10月27日FRI

山を下りる日が来ました。
今日も快晴。
最後に、朝日に輝くみくりが池を撮りました。
(中央のとんがった山が浄土山)

バスターミナルに向かいながら、
「今度は、夏に来てみたいな」と息子。
「うん、四季折々に来てみたい・・・
毎年一回は来るということにしようか?」


❄︎


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室堂ターミナル前で記念写真。
出会えなかった雷鳥に囲まれて(笑)。やっと二人揃って撮れたね。
(ここが霧で真っ白だったなんて、信じられんね)

高原バスに乗って、標高2450mを後にしました。


❄︎


バスの終点、美女平は標高977m。
冬から秋へ戻ってきた感じです。
まだお昼前。
紅葉を求めて散策コースへ、足を伸ばしました。

立山杉が有名だというのですが、
正直、杉には興味が湧きません。
いくら巨大な杉でも、「なんとか杉」と名前があっても、興味無し。
申し訳ないけど。
やっぱり、杉よりブナの森でしょう?
ブナの木は、黄葉なんですね。黄色い。
あるいは、オレンジがかった茶色というか。

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落ち葉散り敷く、細い山道をトレッキング。
「ブナの実って、どんなだっけ?」
と、グーグルで調べてみます。
ドングリを三角にしたような実ですねー。
しばらく歩くと、
「あった、ほら、ブナの実。いっぱい落ちてる!」
と息子。
なるほど、足元をよく見れば、いかいかした殻が散らばっています。
リスかなんかが、食べたのかも?
実は、とても小さい。
「へえ、もっと大きいのかと思っていた・・」


❄︎


2時間ほど歩きました。
小鳥がチッチッと鳴いていたり、小さなヘビに出会ったり。
いろんなキノコを見つけたり。
これが、本来の山歩きですよね。
ブナの黄葉、堪能しました。


❄︎


美女平から、ケーブルカー、ローカル電車を乗り継いで、
富山駅に戻ったのが4時でした。
羊雲が広がって、きれいな空。
今夜は、息子のアパートに泊めてもらいます。

つづく






















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# by tobelune | 2017-11-04 08:01 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 6

今回の旅の目的と言いますか、
楽しみにしていたことを書き出してみますと・・

1. 息子と、わいわい旅したい。  
2. 日本一高い温泉に入りたい。  
3. 満天の星空を見たい。     
4. きれいな紅葉を見たい。    
5. 富山の美味しいものを食べたい。

こんなところでした。
どこにも雪山が出て来ないのが、笑えますね。
でも・・・思ってもみないだけに、感動もひとしおでした。
雪といい、霧といい、
旅の楽しみは、こういうハプニングなんですね。


❄︎


さて、10月26日のつづきに戻ります。

夕日に染まる雪山を写真に撮ることができて、
大満足の私でした。
「あとは、満天の星を見れたら最高だな・・」


前夜も、お風呂上がりにちょっとだけ外に出て、星を見たのです。
Wの字のカシオペアが見えました。
「あっ、流れ星! でかい!」
息子が叫びました。
「えっ、どこどこ?」
「すげ〜・・あんなでかいの、初めて見た・・」
流れ星は一瞬。
私は、残念ながら、見逃してしまいました。

そのときは、スリッパをはいていたので、
山小屋からちょっと出ただけで、すぐに戻りました・・・。
「明日は、ちゃんとフル装備で、しっかり星を見ようね」
そう約束したのです。


❄︎


夜、11時頃。
ダウンジャケットを着て、山小屋の長靴を借りて、息子と外に出ました。
宿の明かりが届かない所まで歩きます。
裏手の小高い所までザクザクと登って行きました。
振り仰ぐと・・
「おおーー!!」

真っ黒い中に、散りばめられた星たち。
星のひとつひとつが、大きい。
胸がドキドキします。
「あ、あれ、オリオンだよね?」
息子が指差す。
「あ、ほんとだ!」
オリオン座が、山の端にかかっておりました。

あとは、どれが何座やら・・
「こんな星空、見たの初めてだー。すごいな」
「富山は空気が澄んでるから、町中でも、これぐらいの星は見えるよ?」
「そうなんだ」

よーく見れば、うっすらと見えるアレは・・
「こっちからこう流れてるの、あれ、天の川だよね?」
「そうじゃない?」
「わあー・・天の川も初めて見た。すごいすごい」

ちっとも寒さは感じません。
いつまでも、ずっと見ていたい星空でした。

つづく





















*

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# by tobelune | 2017-11-03 07:50 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 5



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# by tobelune | 2017-11-02 08:06 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 4

26日のつづきです。

少しウトウトして、充電完了。
お昼前に再び出発です。
午後の山歩きは、超お気楽「みくりが池周回コース」。

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これが、みくりが池です。
火山の爆発の跡に出来た、火山湖だそうです。
一周1時間くらいの初級コースですね。

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トレッキング開始です。
と、その前に・・
「あ、そうだ。アレやろうぜ。
雪の上にバーーンと。やってみたかったんだ」
「いいけど?」

ど〜〜〜ん!!

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❄︎


さて、山歩き山歩き。
室堂平をぐる〜っと回る。

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いい調子で、ずんずん進んで行く。
何しろ、朝の雪山訓練に比べたら、こんな平坦な道はラクショーです。
もう、慣れたもんです。

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高山植物の名残。

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竹とんぼみたいな、クマザサ。

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浄土山の急斜面を見上げて、パチリ。
逆光が、カッコイイ。
カメラを持参したのですが、スマホの方がレンズが広角で、
雄大な景色を撮るのに向いているのでした。


❄︎


「これ、なんか、コース違ってない?」と私。
「いや、大丈夫でしょ」と息子。
「ほら、ここから先は、登山道です、装備が必要ですって書いてある」
「いいから、行こう。ちょっとくらい冒険がなくちゃ」

道は徐々に、登りになって行きます。
人もぐっと少なくなりました。
でも天気が良いので、キケンな感じは全くありません。
「じゃあ、あそこの小高い所までね」

ちょっと休んで、水を飲んでは、また登ります。

「もう、いいだろ? 引き返そうよ?」
「大丈夫だって。ほら、あそこに人がいるじゃん」
息子は、ずっと上を指差しました。
「ええ〜〜、あんな所まで・・・疲れる〜(泣)
じゃ、あそこのS字になってる所までだよ?」


後で分かったのですが、
これは雄山(おやま)登山コースに入っていて、ピークは3000mでした。
行って、行けなくはなかったのかもですが・・・
本格的過ぎます。


❄︎


途中で息子を説得し、下りました(笑)。
やっと元のコースに戻って。
もうひとつの池、みどりが池に着きました。
水が凍って、白くなっています。
「これ、凍ってるの? なんか、カタクリ粉みたいだ」
「あはは、言い得て妙!」

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カタクリ粉の、いえ、みどりが池のほとりで。

この写真で言うと、後ろの台形の山が立山三山で、その右端のピークが雄山です。
先ほどまでは、
右の谷になった所から雄山に登ろうとしていたわけで・・・
完全に上級者コースでしたね。ははは。


❄︎


午後も、よく歩きました〜。
疲れたあとは、温泉温泉♨︎。
そしてまた、ひと眠り・・・よく寝る二人でありました。

やがて夕暮れが迫ってきます。

つづく






















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# by tobelune | 2017-11-01 08:05 | 旅るね | Comments(2)

雪山を歩く 3

10月26日THU

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6時半頃、目覚めました。
窓が明るい。
二重の窓ガラスを開放し、外を見ました。
青空!
右手の山が、朝日に照らされ始めたばかり。
「やった〜! 晴れたぞ! お〜い、起きろ〜〜♪」

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屋根から垂れ下がる雪が、雫をこぼした瞬間です。


❄︎


朝食バイキングをたっぷり食べて、エネルギー満タン。
ペットボトルに「立山のおいしい水」(蛇口をひねれば出て来る)を入れて。
山靴の紐をしっかり締めて。
さあ、出発。

午前は、雷鳥沢コースを歩きます。
ガイドブックによると、
適度にアップダウンのある、2時間ほどのコースらしいです。

本当に爽やかな快晴。
昨日の「視界ゼロ」と、なんという違いでしょう。

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あ、息子です。
なぜか、虹色の光線がシャワーのように降り注ぐ(笑)。
縁起がいい。
こんなの、ねらっても撮れないよ?
(後ろにドーンとそびえるのが、立山三山です)


❄︎


サクサクと雪を踏みしめて歩きます。
こんな雪山を歩くなんて、もちろん初めてのことです。
サクサクでワクワクです。

ちっとも寒くない。
これ、ダウンジャケットじゃ暑いくらいです。

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エンマ台から見下ろした地獄谷。
あの噴煙が上がっている所が、温泉の源ですね。
有毒ガスとなるので、これ以上は近づけません。通行禁止です。

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途中の山小屋の前にあった、雪ダルさん。
人の良さそうな(笑)。


❄︎


雷鳥沢コース、かなりハードです。
適度なアップダウン? それ、夏の話ですよね?
雪道、きついワ。
踏み固まって凍っている所もあり、滑ってこわい。
特に、下り坂。
めっちゃコワイやん。
「うひ〜〜っ」
これ、雪山訓練用のコースじゃないんですか?(笑)

たまに行き交う山ガールは、ストックをついて歩いている。
なるほど、あれは良いね。

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銀世界に赤い実は、とてもキュート。
ナナカマドの実かと思ったけど、ちょっと違うかも?
雷鳥は、こういうのを食べるんでしょうか。

辿り着いた大日展望台で、一休み。

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コントラストの強い影のおかげで、ちょっとかっこ良く見えません?

ここから、まだまだ先に道が続いておりましたけど・・
ハードなので引き返します。
雪山初心者ですのでー。


❄︎


宿に帰って、温泉につかって・・・
疲れたので、お昼までひと眠り。

なんという、のんびりな山歩き旅でしょう。
いいね。

つづく








Let It Go














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# by tobelune | 2017-10-31 08:11 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 2

25日のつづきです。

立山室堂でバスを降りた人々は、さらにバスを乗り換えて
黒部ダムの側へ向かうのか?
それとも、バスターミナルすぐ隣のホテルに泊まるのか?

この雪で真っ白、霧で真っ白な中を歩くのは、息子と私の二人だけでした。
「←みくりが池温泉」の道しるべを頼りに出発。
ターミナルの建物を離れると、本当にもう、
どこもかしこも白一色。
写真にも撮りようがありません。
こういうのを、ホワイトアウトって言うんでしたっけ?
(もしもの時、ケイタイは圏内だろか?)


かろうじて、道なりに張ってあるロープだけが、二人を導いてくれます。
心細い。
寒い。
立山は雪らしいと知り、前日にダウンジャケットを買ったのですが、
ほんと、着て行ってよかった〜。
山靴も、はいててよかった〜。
25分ほど歩くと、眼下に、みくりが池が見えました。
「ということは・・・もう近いはず」
「あれじゃない?」
息子の指差す方を見上げれば、そこに、
山小屋「みくりが池温泉」が灰色の影となって見えました。
「あそこだ〜♪」


❄︎


部屋に落ち着く間もなく、さっそく温泉に入ります。
何と言っても、ここが、日本一高い天然温泉だというので宿を決めたのです。
(値段じゃないですよ。標高がです)
もちろん、源泉掛け流し。やや白濁のお湯です。
息子、やにわに湯を口に含み、
「うえっ、まず! 昔行った宮城の温泉と同じ味だ・・」
まったく、コイツは(笑)。味で記憶してるのか。
私も飲んでみます。
「う、酸っぱい。変な味・・」
でも、飲めば、体に良いかもしれない。
(観光化された温泉によくある効能書きが、ここにはありません)

大きめのガラス窓から眺めれば、いつの間にか霧は晴れて、
雪山の合間に雲海が見え、オレンジから暗い青へのグラデーションの空。
日が雲海に沈んだ直後だったのでしょう。
「そうか、ここは雲より上なんだね、すごい!」
はるか左上に、細い三日月が見えました。

「今夜はきっと、星がよく見えますね」
後から来たひとりの客が、つぶやきました。


❄︎


夕食は、食堂に集まって頂きます。
品数多く、けっこう豪華な夕食でしたが、さらに、
「白エビのお造り」と「行者ニンニクの醤油漬け」を追加。

白エビのむき身に、イクラが掛かっています。
白と赤のコントラストが、奇麗。
「醤油付けるのかな?」
「まずは、そのまま食べてみれば?」
と息子が言うので、そのまま頂きます。
「おお!」
白エビのほのかな甘さとイクラの塩気が合わさって、いい感じ。
美味い。

グラスビールを頂きます。
なんでも、高山ではビールに酔いやすいのだとか・・
気圧の関係??
なので、少量にしておきました。
(2000m級でも、軽い高山病になる人もいるそうです。要注意ですね)


明日は、晴れそう。
ここで2泊するので、明日はゆっくりと室堂一帯を歩くつもりです。

つづく





















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# by tobelune | 2017-10-30 08:08 | 旅るね | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune