今朝のことです
ベランダから 外を眺めると
いつも行く お山に 雲がたなびいていました
「おお すごいよ 雲が・・」
息子に教えると 彼が言いました
「行ってくれば?」
今描いている マンガ「空シャケ」に
主人公たちが 雲の中を 彷徨い歩くシーンが あるのです
その雰囲気を 肌で感じてくれば? というのです
はい リアルを求めて 行って来ました
軽く 雨が降っていましたが 気にしない・・・
急がないと 雲が消えちゃう気がして
ママチャリ 思い切り漕いで 出かけました
(雨具など持たず 普段着です)
山の麓に咲く 曼珠沙華
雨つゆを いっぱいためて 綺麗だね
パパッと撮って 山道を急ぎます
雨は パラパラ
ススキの穂にも 雨のしずく
背景 うっすらと 靄っているのが分かります?
さあ 白い世界が 待っています
ズンズン 歩く
息が 荒くなる
もちろん 念のため 熊鈴つけてます
たしかに もう 雲の中にいる雰囲気
ですが 10m先が見えない というわけでもなく
フツーに歩いている
もっと 濃くなることを 祈る 笑
さすがに 鳥も鳴かないし 動物もいない
みんな茂みの中で 休んでいるのかな?
カエルだけが ぴょんぴょん
歩く先を 飛んでいたりする・・
おっと 草紅葉 発見
いいね いい色だね
遊歩道の 一番奥まで 来てしまった・・
幽玄の世界 垣間見る
だが 何ということ・・
一番奥まできた タイミングで 雨がざんざん降り始めた
ドシャ降り!
ウヒ〜〜〜ッ こりゃたまらん
すぐに引き返すが・・
こんな時でさえ 野の花を見ると 撮りたくなるのです
空が暗くなって シャッターが遅くなり 手ブレ
これまた ブレブレ・・ごめんなさい
木の下で 雨宿り・・ホッと一息
しかし すでに 全身ずぶ濡れである
どうする?
雨は 止みそうにない
じっとしていると 体温が奪われるばかり・・・
「低体温症」という言葉が 頭をよぎる
止むのを 待っていちゃダメだな
カメラを リュックに収める
どうせ すでにずぶ濡れだもの これ以上雨に濡れても 平気
木の下から 走り出す
雨は 容赦なく 突き刺さる
「とにかく 山を降りなくては!」
走る 走る
息が苦しくなったら
また 木の下で 雨宿りして 小休止
息が整ったら また走る
そのくり返し
服も ズボンも 体にぺったり張り付いて
気持ち悪い 動きにくい・・
下山は 30分とかからなかった 早い!
チャリに乗って やっと家に帰り着く
「ただいま〜 ひゃあ ずぶ濡れだ〜〜!」
風呂に入って 体を温めて
出てきたら 息子が 「ラーメン食べな」って・・
見れば どんぶりに フタがしてあって 開けると
インスタントラーメン 卵とカイワレ入り
身にしみる 美味さでした
チャンチャン♪
(良い子のみなさんは マネしないようにね)
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by tobelune
| 2024-10-04 15:22
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