絵本新時代

つづきです。

デザイン学校の帰りに、書店の絵本コーナーで立ち読みする毎日。
時は、70年代半ば。
折しも、絵本ブームが盛り上がりを見せていました。
月刊「絵本」、月刊「絵本とおはなし」などの雑誌があり、
新しい絵本の可能性を、新人の登場を求めていました。

「絵本は子どものもの」という概念が崩され、
新しいメディアとして注目され始めた時代だったのです。
(この頃、五味太郎さんや長谷川集平さんたちがデビュー)

ぼくも、そんな時代の流れに感化された若者たちの一人でした。
絵本は、マンガよりも自分に向いているかも?
ぼくが表現したいことに一番近いような気がしたのですね。
すぐには無理でも、「人生の最終目標は、絵本作家に!」
と、心に決めたのでした。

しかし、現実に卒業が近づいてきて、
とにもかくにも、就職先を決めなくてはいけない。
さてさて、どうするどうする?
つづく

この曲をあなたに。
きらきら星
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Commented by pommechan at 2011-12-08 17:41
今日はびっくり目のトナカイさんね!
お鼻は赤くないの??
Commented by tobelune at 2011-12-09 03:05 x
そうそう、びっくり目。
きっと、すっごい美人トナカイを見つけたのでしょう。
ハートときめく〜〜!
by tobelune | 2011-12-08 00:26 | えほん | Comments(2)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


by tobelune