2012年 09月 11日
えほんファイル014
8月は、長い話をえんえんと書いておりましたので、
えほんから遠ざかってしまいましたね(苦笑)。
さて、今回は、ちょっと大人なえほんのご紹介です。
「ふつうのくま」BEAR AND MOUSE 佐野洋子
まず、2005年に読んだ当時の感想文。
「ひらがなで書かれてはいるものの、
これは、大人のえほんだと思う。(物語絵本)
空をとべる赤いじゅうたんを持っているくまのお話。
ねずみとくまの友情話でもある。
ふつうのくまが、とうとう空をとぶ決心をする場面が
リアルで共感する。でも、飛んでも、
やっぱりくまは「ふつうのくま」なんだな・・・。
セピア1色の絵が、なんとも味わいがあってすきだ。」
再読してみたら、これは男と女の寓話なのかなって思えた。
コミカルでありながら、深い。
くまのおとうさんの言葉を引用します。
「いっしょうかかっても、ゆうきをもつことは むずかしいものだ。
おまえがそらをとべるくまだと わたしはうれしいけどな。」
装丁もシンプルながらも凝っていて、
大人の本であると主張しているように見える。
ぜひ、ご一読ください。
空飛ぶペンギン
えほんから遠ざかってしまいましたね(苦笑)。
さて、今回は、ちょっと大人なえほんのご紹介です。
「ふつうのくま」BEAR AND MOUSE 佐野洋子
まず、2005年に読んだ当時の感想文。
「ひらがなで書かれてはいるものの、
これは、大人のえほんだと思う。(物語絵本)
空をとべる赤いじゅうたんを持っているくまのお話。
ねずみとくまの友情話でもある。
ふつうのくまが、とうとう空をとぶ決心をする場面が
リアルで共感する。でも、飛んでも、
やっぱりくまは「ふつうのくま」なんだな・・・。
セピア1色の絵が、なんとも味わいがあってすきだ。」
再読してみたら、これは男と女の寓話なのかなって思えた。
コミカルでありながら、深い。
くまのおとうさんの言葉を引用します。
「いっしょうかかっても、ゆうきをもつことは むずかしいものだ。
おまえがそらをとべるくまだと わたしはうれしいけどな。」
装丁もシンプルながらも凝っていて、
大人の本であると主張しているように見える。
ぜひ、ご一読ください。
空飛ぶペンギン
by tobelune
| 2012-09-11 14:43
| えほん
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