小ねぎ説2

つづきです。
「さし絵小ねぎ説」



唐突ですが、冷奴を思い浮かべてください。
ここに、ひと皿の冷奴があります、と。
浮かびました?

それは、豆腐を切って皿にのっけただけですか?
ショウガをすりおろして、上にのせたりしますよね。
しらす干しをのせるのも、いい。

が、ここでは、刻みねぎをのせたと想像してください。
小ねぎとか万能ねぎとかいう、アレです。
ねぎの緑と豆腐の白が、絶妙です。

さて、豆腐が「お話」で、小ねぎが「さし絵」です。

豆腐だけでも、もちろん冷奴は成り立つわけですが。
小ねぎの鮮やかな色が、人を引きつける。
美味しそう!
そして、味と香りにアクセントをもたらします。

とはいえ、あくまでも主役は豆腐。
豆腐あっての小ねぎ。
ねぎばかりが山盛りじゃ、困ります。
出しゃばり過ぎてはいけない。
ひたすら豆腐を引き立てることに徹するべし!

ねぎの真価とは・・・
いかに新鮮でいられるか?
いかに香り高くいられるか? にあるのだ・・・。



・・・という、これが「さし絵小ねぎ説」であります(笑)!
あ、真面目にとらえないで、笑ってね?

「ポッカリをさがして」の場合は、
これはもう、本当に美味しいお豆腐なので、
やりがいがあるってもんです。
ありがたいコトです。





I Can't Stop Loving You  Engelbert Humperdinck
by tobelune | 2013-08-20 07:28 | イラストレーション | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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