アンティーク額

料理人が盛りつける器にこだわるように、
絵描きは、額にこだわる。



せっかく、いい絵が描けたのだから、展覧会に向けて
何か、雰囲気のある額がほしいなと思って。
都心へ出かけて探したのだけれど、どれもいまひとつ、ピンと来ない。
ネットで探してもみたけれど、コレだ!というものがない・・・。

家にある額を押し入れから引っぱり出して、アレコレと見る。
と、グリーンの額が出て来た。
「アイルランド物語」の表紙イラストが入っている、お気に入りの額。
あ、これにしよう!

でも、何んか、キレイキレイすぎる気もして。
う〜〜ん・・・
もっとこう、アンティークな額の方が合うんじゃないかな?
と考えるが、そういうお店を見て回るような時間もないし。

で、自分で作ることにした(笑)。
キレイなグリーンの木の額を、アンティーク加工する。
「失敗したら、めちゃくちゃもったいない」
こんなこと初めてやるので、リスクが高いのだが、覚悟を決める。

カッター、ヤスリ、金ブラシ、などを用意。
要は、叩いたり削ったり・・・いっぱい傷つけて、古びた感じを出せればいい。
ただ、その手加減が難しい。
けっこう大胆にやらないと、なかなか雰囲気が出て来ない。
かといって、やり過ぎるとわざとらしく見えるだろう。
ここでも、想像力が必要だ。
長年愛用して、その間何度も引っ越したりして、
ぶつけたり落っことしたりして、傷ついた・・・それでも大事な額。
それは、きっと、こんな感じだ。
と、思えるまで、やってみた。



ほれほれ、見たくなってきたでしょう?
「書きおろし童話展」に、おいでくださいませ〜。






「煙が目にしみる」
思わぬ展開・・
Smoke Gets In Your Eyes  Judy Garland
[PR]
by tobelune | 2014-05-26 09:51 | イラストレーション | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune