赤羽末吉さんに共感

本棚で、ふと目に止まった「絵本のバイエル」という本。
30年ほど前の本である。
いわゆる絵本の研究書なのだが、
ペラペラとめくるうちに、ぼくの大好きな赤羽末吉さんの文章を見つける。
敬愛する赤羽さんの「八方やぶれの展開」から、
少し引用させていただこう。



 私は、イラストレーターの仕事は、俳優に似ていると思う。(中略)
タブロー画家は、一生花一輪をかきつづけてよい。
自己主張に終始していてよい。
これは一点を掘り下げる井戸堀のようなものである。
だが、イラストレーターは、色々の主題を与えられ、
そのドラマを語り分ける役目があり、幅の広さを要求される。
(中略)これは極めて、俳優に似ている。(中略)
 ある名女優が、
「役が前にでてその奥に自分がいるのでなければならない。
 自分がいたずらに前にとびだしてはならない」といっていた。
これはそのワクの中で自己主張をすることを含めていっている言葉だと思う。



どうです?
これ、ぼくの「ゆずポン派」思考と同じでしょう?
さすがです。びんびん心に響いてきます。
ああ、生きておられるうちに、お会いしたかったです、本当。

つづく





Raindrops Keep Falling On My Head   Emilie-Claire Barlow
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by tobelune | 2014-06-22 21:35 | えほん | Comments(0)

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