表現者の道

古本屋さんで、見つけた本。
「マンガの道ーー私はなぜマンガ家になったのか」

現代のマンガ家のインタビューを集めたものである。
(といっても、10年前の本です)
どんなキッカケでマンガを描くようになったのか?
プロデビューするまでの過程、苦労話。プロになってからの生き様など・・・
半分以上が知らない人ではあったが、面白く読んだ。

マンガ家になりたいわけじゃないよ(笑)。
だけど、作家でも、画家でも、音楽家でも、基本は同じだと思うから。
「表現者」としての生き方、ありようというものが見えると思って。



中でも、しりあがり寿さんの言葉に共感したんで、引用します。

『・・・やっぱ表現する人って、自分の全てを世界中全ての人にわかってほしい、
受け入れてほしいっていうのがーーみんな謙遜してそうは言わないけど(笑)、
実際のとこそうだと思うんですよね。
自分のギャグの部分も深刻な部分もね、全部ひっくるめて、まるごと、
とにかく全部の人に受け入れてほしいっていうのが、
まあ言ってみれば究極の目標じゃないですか。
なんか、結局、それに素直にやってるだけだっていう感じはしますけどね・・・』

どうですか?
ぼくなんか、うんうん、そうか、そういうことだよね・・・
って、何度もうなずきましたよ、もう。
するどいなあ。
そのために、やっているんだなあ。
このブログも、そういうことかも知れません。





Nature Time Lapse 2
by tobelune | 2015-03-19 13:22 | 言葉 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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