古染唐草

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古染唐草の丼を手に入れる。
藍とグレーのしっとりとした色合いで、深さのある形。
うどんや蕎麦、ラーメンさえ合う気がする。

いつものように二つ買おうとして、
「あ、ヤツはもう、いないんだった・・」
と気づくが、ま、たまに帰ってくることもあるだろうと思い直して、
結局やはり、二つ買った(笑)。

息子は、富山へ越して、ずっと仕事を探していたのだが、
ようやく就職先が決まった。
とあるラーメン屋さん(チェーン店)の正社員となったそうで、
いきなり「主任」だそうである。
よくわからないけど、バイトさんたちの面倒を見たりするのかも?
慣れるまで大変だろうけど、
ヤツは人なつこい性格なので、きっと大丈夫と踏んでいる。

彼は、仕事よりも「豊かな自然環境」を選んだというワケか・・・
なるほど、長い人生をどこで過ごすかは、大きな問題である。
それで富山なのかー。
少し、分かる気がした。



それはさておき。
息子が巣立ったことで、「もう、いつ、のたれ死んでもいいや」
と思っている自分がいる。
そのせいで最近、「死」について、よく考える。
いえ、死にたいわけじゃありませぬ(笑)。

私の父は、75で亡くなった。
ので、自分もそのくらいかな・・とか思う。
元気で絵を描けるのも、あと10年くらいのものかも知れない。

そう考えると、時間は残り少ない。
本当に描きたいものから描かなくては・・・
一番描きたいものは、何だ?


つづく






















by tobelune | 2015-11-23 14:07 | その他 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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