親父の顔

床屋さんに行った。
もう春だからと、髪を短めに刈り上げてもらう。
「これで、いかがでしょうか」
メガネをかけてみると、
鏡の中にいる自分が、一瞬、父に見えた。
ドキン!

いや、落ち着いて見ると、やはり私である(笑)。
しかし、ふーむ・・・
だんだん、生前の父に似て来たかも知れない。
白髪の混じり具合とか。
顔も、最近ちょっと、丸みをおびてきた気がするし。
私が20代に見ていた父のイメージに、近づいているみたいだ。

悪い気はしない。
私も、それなりに年輪を重ねて来たという事だ。
風格が出て来たという事だ。
いいじゃないか。

今から40年ほど後・・・
今度は、息子が床屋で「ドキン!」とする番がくるのだろうか。
想像すると笑える。






















by tobelune | 2016-03-03 23:45 | その他 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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