絵本会議012

「くるくるです。久々の絵本会議ですやんー。
予定では、たしか、4月には原寸ラフが出来るはずなんやけど、
どうなってますかねー?」
「くりゅくりゅです。ドッドッドッドッドッ・・」
「ん? 何んの音?」
「心臓です。ドッドッドッ」
「何? キンチョーしてるのん?」
「ごめん。絵本できてないねん・・ドッドッドッ」
「ラフがない? ほんなら、せめてテキストくらいは・・」
「書けませんでした。ドッドッドッ」
「あちゃー」


「一応言い訳させてください。何回もトライしたんですワ、ほんと。
Macに向かって、文章書き始めたんです。けど・・・」
「けど?」
「数ページ書いて読み返すと、なんかちがう・・
面白くないんやなー・・真面目すぎるっちゅうか・・・」
「出だしは、大事やからね」
「そう。最初の5行くらいで、読者の心をグッとつかめないとね」
「うんうん」
「で、書いては消し、書いては消し・・・」
「よく小説家が、原稿用紙をぐちゃぐちゃぽいってやる、アレやね」
「紙をぐちゃぐちゃって方が、ストレス解消になるやん?
デジタルだと、コマンドAしてdeleteボタン押して終わりやから」
「あっけない(笑)」


「で、今にいたるワケですか?」
「そういう事ですねん」
「くりゅは、完璧主義やからなー・・・」
「けど、大丈夫。安心してください。今朝、ひらめいたんです!」
「おっ、降りて来た?」
「来ました。面白い始まり方のヤツ!」
「よっしゃー!!」
「これなら、つかみはOKやと思うねん」
「ほうほう」
「ホーホケキョ♪」
「ええから、すぐ書いてんか?」

つづく



























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by tobelune | 2016-04-14 11:51 | えほん | Comments(0)

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