第二の故郷へ

とある花の写真ブログを見ていたら、「スズランの自生地の南限」という
言葉が出て来て・・・。
思い出した! 
私が子供の頃、よく遊びに行っていた奈良県宇陀郡の室生村向渕こそが、
スズラン自生の南限として有名であったのだ。(現在は、宇陀市室生向渕)

で、ふっと当時のことを思い出して。
懐かしのおばあちゃんの家は、どうなったのだろう?
もう、なくなったのだろうか?
20歳前後の頃に、一度、ひとりで訪れたことがある。
その時には、誰も住んでなくても家はあった。
「そうだ、Googleマップで見てみよう」と思いついた。
航空地図で現在の様子が見れるし、うまく行けば、ストリートビューで景色も
見れるかも知れない・・・。
やってみた。

まず、近鉄線の室生口大野の駅を探し当てる。
駅の近くに大野寺がある。すぐ横を川が流れている。宇陀川である。
ここで、私は、もう少しで溺れて死ぬところだったのである(笑)。
その話は、前に書いた。「晶太の夏休み」銀のあぶく
戻って、駅からバスに乗って「室生向渕」に行った、その道路を探して
辿ると、覚えのある急なカーブを過ぎて、分かりやすい十字路に着く。
そうそう、ここでバスを降りたのだった。

北にまっすぐな上り坂が延びている。
坂を上って、突き当たりを右に曲がって・・・
牛小屋があって・・・
いや、そんなものはない。う〜〜ん。
牛小屋の脇を登っていったのだがなあ・・

坂道の真正面に、「やまびこホール」とかいう公民館が建っている。
こんなものが出来たのかー。
じゃあ、これの上のあたりかも??
だが、航空写真で見ると、それらしき家はないのだった。
田畑と雑木林があるばかり・・・

ううむ。
手がかりが無さすぎる。位置が特定できない。
もはや、これまでか・・・
淋しいもんだね。

つづく


























by tobelune | 2016-06-01 15:21 | 思い出 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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