いっぽいっぽ 3

めずらしく朝7時に起きました。
麦茶を飲んで、早々に机に向かいました。
例の絵本のラフ3号を、夕方までに完成させなくては・・・
5時からえほん会議があるのです。
まったく、いつもギリギリです(苦笑)。


今回は、大きめに描いてみたいと、見開きでA4サイズにしました。
iTunesで音楽をかけながら、鉛筆を走らせます。
鎌倉で見て来た古民家をイメージしながら描いて行きます。
扉の絵・・・縁側につながる畳の部屋に、ちゃぶ台があって。
5歳くらいの女の子が、おやつに枝豆を食べています。
その向こうには、初夏の明るい庭が見えています。
ふと気づくと、縁側に小さな手紙が置いてあって・・・
物語は、ここから始まります。


32ページのラフを書き上げたのが、3時半でした。
「よし! ギリギリ間に合うぞ」
急いで着替えます。
「きょうは暑そうだし、白のサッカー生地のシャツかな」
電車を乗り継ぎ、飯田橋へ。
とあるお店の一室で、えほん会議です。

作家のNさんと編集のUさんが揃って、生ビールで乾杯。
しばらく歓談のあと、いよいよ、コピーして来た絵本ラフを配ります。
ドキドキの瞬間。
はたして、面白いと言ってもらえるのか???

読み合わせが始まります・・・


つづく



















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by tobelune | 2017-09-26 14:39 | えほん | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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