2017年 11月 17日
この世界の片隅に
アニメーション「この世界の片隅に」DVDを買いました。
原作者こうの史代さんは、マンガ「夕凪の街 桜の国」の頃から好きでした。
なのに、この作品をなかなか見る決心がつかなかった・・・
それはやはり、「戦争→悲惨→悲しい思いをする→落ち込む」みたいな連鎖を
想像してしまうからなのでした。
そういう人は、多いのではないでしょうか。
○
でも、見てみれば、全然違った。
むしろ、ほのぼのした気持ちになって見終えることが出来ました。
涙目になりましたけど、それは悲しいというよりも、
笑いながら、うるうるするという感じで。
もちろん、戦争中の広島や呉が舞台なので、せつない場面もあります。
けど、主人公すずさんの「のほほんとした性格」や、
ゆったりとしたしゃべり方がとても救いになっていて、癒される。
すずさんがお嫁に行った先での日々の暮しが、細やかに描かれていて、
夫、周作との愛の物語でもあります。
両の手で宙を指差しながら考える・・すずさんの仕草が印象的で、心をくすぐります。
コトリンゴさんの音楽も、とても心地よいです。
○
要するに、「食わず嫌い」でしたね。ははは。
今さらではございますが、おすすめです!
ちなみに、こうの史代さん、私と同じ9月28日生れです。うほほー。
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by tobelune
| 2017-11-17 15:29
| 映画
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