時間とは何か

奇妙な体験をした。



明け方、ふと目が覚めて、何時かな? と掛け時計を見る。
「9時15分か・・」
と思ったら、分針が、すーーっと進んで行くのである。
「ん?」
あれよあれよという間に、10時11時と、ぐんぐん時計が進んで行く。
まるで映画の「タイムマシン」みたいな・・
自分だけ取り残されて、周りが刻々と変化して行くみたいな・・
妙な気分になる。
夢を見ているのだろうか??

12時、全ての針が重なった所で止まった。
目覚まし時計を見たら、5時過ぎである。こっちが正しいのだろう。

何がどうなったのだ?
電池が、もう無いとか・・・?
試しに電池を一旦はずして、また入れてみた。(つまり再起動)
すると、またもや分針が勢い良く回り始める。
1時になり、2時になり・・
今、もし窓を開けたら、外の世界が早送りされているのかも知れない。
そんな思いがよぎる。

「コイツは電波時計なので、正しい時刻で止まるのかな?」
だが、思惑はずれて、どんどん時計は回り、わずか3分ほどでまた12時。
一周して、ぴたり止まった。
なんじゃ、こりゃ?!



ワケ分からんし、眠いので、また寝る。
が、眠りに引き込まれながらも、気になって・・
「う〜〜ん・・大体、時間って何んだ? 一日が24時間とか、誰が決めたんだっけ?
一時間は60分とかさ・・・どこの誰が決めたんだよ??」
そんなこと思いつつ眠りに落ちたのであった。

つづく




















*

by tobelune | 2018-05-30 14:38 | ぎもん | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


by tobelune