2020年 11月 16日
星戀

素敵な装丁の本でしょう?
「星戀」
星のロマンを語り続け、「星の抱影」と称された野尻抱影さん。
星の中でもスバルをことさら愛すという山口誓子さん。
お二人の想いがしみじみ伝わってくる随想句集です。
その中から、好きな句を少し引用してみます。
野分(のわき)過ぎ 満天の星 火(ほ)の穂だつ
枯枝に燃えつかむとす 昴星(すばるぼし)
茫と見え またひとつづつ寒昴
冬の星 ぎつしり 郵便局の前
月光は凍りて 宙に停(とどま)れる
寒き夜のオリオンに 杖挿し入れむ
さいはひは 寒星(かんせい)の座を指(さ)し得たり
紹介文に、「ページを繰るごとに星々がこぼれ落ちるような」とあります。
本当にそんな感じの本です。
おすすめします。
(追記)これは、まったくの偶然なのですが・・・
あとで見たら、引用俳句の部分がオリオン座の形に似ているのです。
気がついて驚いてしまいました。笑
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by tobelune
| 2020-11-16 12:52
| 俳句
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