2020年 11月 17日
生き様を伝えられるのか

私は一人で、フリーの絵描きとしてやってきました。
一般的には、そろそろ後進を育てるような年齢ともいえるわけですが。
弟子やアシスタントがいるわけじゃなし、
「そんなの関係ないや」と思っていたのです。
人に教えるようなものも持ち合わせておりませんしね・・・笑
ところがです。
◇
あれは、夏の初めでしたか・・・
息子が電話してきて、飲食店の店長の仕事を辞めたいと言うのです。
身体はキツイし、
「やりたいことがやれてないから、幸せじゃない」
「本を書きたいんだ。その時間がほしい」と。
まさに、人生最大の岐路に立っているのでした。
彼は28歳です。
「おれも、27歳頃にフリーのイラストレーターになったんだよ」
と、経験を話す。
「小説を書くなら覚悟を決めて、会社辞めて、
バイトしながらでも書く時間を作って、バランスよくやれば?」
すると、
「親父にいろいろ聞きたいこともあるし、東京に一度戻ってもいいか?」
と言うので、
「いいけど・・むしろ、オレがそっちへ行きたいけどな・・笑」
その時は冗談半分で言ったのですが。
それが、金沢へ行くことに決めたきっかけとなりました。
◇
彼が私に聞きたいこと・・・それは、要するに、
「フリーとして生きてきたオヤジの生き様」みたいなことかも知れません。
もちろん、具体的な絵の描き方みたいなことも興味あるみたいです。
なんとなんとの思わぬ展開。
金沢に行ったら、息子と「師弟」みたいな関係になるのかな?
そんなオーバーな、と笑えればいいのだけど。
息子に、何を教えることが出来るのだろう?
子どもは、親の背中を見て育つと言いますが・・・
オレの背中は大きいだろうか?(笑)
*
by tobelune
| 2020-11-17 02:08
| ロマンやね
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