生き様を伝えられるのか

生き様を伝えられるのか_b0246533_19280531.jpg



私は一人で、フリーの絵描きとしてやってきました。
一般的には、そろそろ後進を育てるような年齢ともいえるわけですが。
弟子やアシスタントがいるわけじゃなし、
「そんなの関係ないや」と思っていたのです。
人に教えるようなものも持ち合わせておりませんしね・・・笑
ところがです。



あれは、夏の初めでしたか・・・
息子が電話してきて、飲食店の店長の仕事を辞めたいと言うのです。
身体はキツイし、
「やりたいことがやれてないから、幸せじゃない」
「本を書きたいんだ。その時間がほしい」と。
まさに、人生最大の岐路に立っているのでした。

彼は28歳です。
「おれも、27歳頃にフリーのイラストレーターになったんだよ」
と、経験を話す。
「小説を書くなら覚悟を決めて、会社辞めて、
バイトしながらでも書く時間を作って、バランスよくやれば?」

すると、
「親父にいろいろ聞きたいこともあるし、東京に一度戻ってもいいか?」
と言うので、
「いいけど・・むしろ、オレがそっちへ行きたいけどな・・笑」
その時は冗談半分で言ったのですが。
それが、金沢へ行くことに決めたきっかけとなりました。


彼が私に聞きたいこと・・・それは、要するに、
「フリーとして生きてきたオヤジの生き様」みたいなことかも知れません。
もちろん、具体的な絵の描き方みたいなことも興味あるみたいです。

なんとなんとの思わぬ展開。
金沢に行ったら、息子と「師弟」みたいな関係になるのかな?
そんなオーバーな、と笑えればいいのだけど。

息子に、何を教えることが出来るのだろう?
子どもは、親の背中を見て育つと言いますが・・・
オレの背中は大きいだろうか?(笑)




















*

by tobelune | 2020-11-17 02:08 | ロマンやね | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


by tobelune
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31