ムロオさん？

思い出したこと

いつだったか・・

カフェマスターとして　カウンターの中で　忙しい最中に

お店の電話が　鳴った

女性の声で

「もしもし　私　ムロオサイセイ記念館の　ムロオと申します・・」

以前　カフェで展示された　とある女性の

連絡先を知りたいと言う

電話だった

他のスタッフに　聞いてみます　と答え

私の名前も　伝えて

受話器を　置いた

しばらくして　また　電話が鳴り

「先ほどの　ムロオサイセイ記念館の　ムロオですが

女性の連絡先がわかりましたので

もう　大丈夫です」

との　ことだった・・

なんだったのだろう？

変な電話だなあ　と　思った

❏

コーヒーを淹れたり　忙しいのが　ひと段落して・・

ゆっくり　考えてみる

「えーと・・　ムロオサイセイ記念館の　ムロオさん・・

て

あ！？

「室生犀星記念館の室生さん」　ではないか！

なんですぐ　気づかないのだ？

オレは　バカか・・　爆

❏

後日　この　カフェ＆ギャラリー「ミュゼ」に

室生犀星のお孫さんが

時折　お見えになる　と聞いた

なんと！

いつか

お顔を合わせる日が　来るのかもしれない・・

はたして

ご縁が　繋がる日は　来るのか？

つづく（のか？）

Edelweiss

*