すみれとの出会い


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子どもの頃

というか 故郷(兵庫県伊丹市)にいた頃

すみれを 見たことがなかった



いや 関西にだって すみれは咲くだろうから

気がつかなかっただけ なんだろう

「すみれって言うんだよ」

と 教えてくれる人が いなかった

レンゲ タンポポ カラスノエンドウは知ってたのに

すみれを知らなかった・・

(あ そうだ 学校の花壇に咲く 三色すみれは 知ってた

知ってたけど 綺麗とも思わなかった)






「小さな恋のものがたり」という マンガがあった

チッチとサリーの 淡い恋のお話

(みつはしちかこ作)

この中で すみれという 小さな花の名を知った

実物は 見てないけれど

可憐な花なんだろうと 想像していた






東京に出て やがて 多摩地方に移り住んだのは

三十代の頃である

歩いていて

道端に というか あるお家の玄関先に

小さな小さな花があるのに 気づいた

(たしか 小さな消防署のある 道だった)



たぶん それが最初

「あ これ すみれ?」

まるで 目立たないけど

しゃがんで よくよく見ると 可愛い♡



そうだそうだ

あれが 最初の出会いだった

思い出した

一人で 歩いていた

まだ 結婚する前の ことだったろうか?



まだ 花の写真を撮る 趣味はなかったんだ

ただ

その後 その道を 通るたびに

すみれを 探した記憶はある






花の写真を 撮るようになったのは

それから 二十年以上も 経ってからのことである














*

by tobelune | 2026-04-04 10:08 | ロマンやね | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話! とべるね画伯も活躍。


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