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2012年 05月 27日 ( 1 )

えほんのたね 005

アンデルセンの童話を読んでいたら、
「青銅のイノシシ」という短編がありました。
お話の舞台が、イタリア、フィレンツェなのです。

8年前にイタリアを旅したことを思い出して、
「そういえば、市場の一角にあったあった!
 ブロンズのイノシシ!」
と、懐かしむ。

人々がなでるので、鼻の先だけが、ピカピカになっていたっけ。
アンデルセンの時代からあったとは、驚きです。

アンデルセン特有の、ちょっと哀しいような、
でも美しい物語でした。
アルノ川やウフィツィ美術館など、知ってる地名が
出てくるので、情景が浮かんでくる・・・。

主人公の貧しい少年が、どこにも行くあてがなくて、
真夜中にイノシシの背中で眠っていると、
青銅の作りものなのに動き出す。
「むじゃきな子どもが わたしの背にのっかると、
 そのときだけ、わたしは走ることができるんです」
というのである。
そしてイノシシは、少年をのせてとことこ走り、
画廊を巡ったりして、美しいものを少年に見せてくれる。


ある一定の条件の元でのみ、フシギなことが始まる。
という設定は、絵本の参考になるかと思い、
ここに書いてみました。



Love Is A Many Splendored Thing    Nat King Cole
by tobelune | 2012-05-27 12:36 | えほん | Comments(4)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


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