カテゴリ:その他( 150 )

吉澤光ノ助先生のこと

故郷の友人からメールが届いているのに気がついた。
おや珍しいと思いつつ開いてみると、小学校の恩師の訃報であった。
大好きだった吉澤先生が亡くなられたと・・・7日朝のことだという・・・
なんということだろう。
体から血の気が引いて行き、ただオロオロするばかりである。



吉澤光ノ助先生は、6年生のときの担任であった。
当時のあだ名は「ゴリラ先生」。がっちりした体のパワフルな先生だったので、
みんなは親しみを込めて、そう呼んでいたのである。
ぼくは内気で人見知りで、先生と話すにもドキドキする少年だったけれど、
そんなぼくを、ありのまま認めてくれて褒めてくれる人でした。

大人になってから先生のご住所を知り、時々お便りするようになった。
先生はちゃんと覚えてくれていて、「久保君は誠実な子でしたね」と書いてくださった。

妻を亡くしたときは、心配して電話をくださったこともあった。
絵本を出したときには、真っ先に先生にお送りした。
もちろん、いっぱい褒めてもらえたし、「孫にも買ってあげました」とのことだった。

その後、なかなか2作めが出ないので、
いつも「次の絵本は、まだ出来ませんか?」とお便りをくださり、
それが、どれだけ励みになったことか・・・

でも、ああ、間に合わなかった。あんなに楽しみにしてもらえたのに・・・
ぼくはいつも間に合わない・・・

4年前に故郷に帰ることがあり、その折、先生にお会いした。
卒業以来40数年ぶりで、先生の元気なお声に安心したものだった。
(そのときの話はブログに書いた。宝探し02
あのとき、別れ際に握手して、「絵本できたら、また送ります」と言ったのだ。
なのに・・・

吉澤先生には、いっぱい人生のいろんなことを教わった気がする。
本当にいい先生でした。
「最後まで純粋なままの方でしたねぇ。一生涯、なかなか貫けないものだよねぇ」
同級生だった女子の言葉である。
この言葉が、すべてを語っている気がした・・・



吉澤先生のご冥福をお祈りします。ありがとうございました。















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by tobelune | 2018-10-08 14:26 | その他 | Comments(0)

音も立体である

5日ほど前、朝起きたら、左の耳が聞こえなくなっていた。びっくり。
いや、少しは聞こえるのだが・・・
右耳の聞こえ方が10とすると、左は5〜6くらいの音量かな?
常に塞がれているような感じで、気持ち悪い。

思い当たるのは、前夜に耳掃除をした事である。
綿棒でくりくり、柔らかい耳垢がけっこう取れたのだが・・・
そのときに、傷つけてしまったのかも知れない。

すぐに医者に行きたくても、仕事が忙しく、耳鼻科の診療時間と合わなくて。
やっと本日、朝から行ってきたのである。
9時30分からというので、15分前に行ったが、もうすでに10人ほどの行列。
(人気のある耳鼻科なのだ)
ピーカンの日照りの中、立って待つのはつらい。

やっと開いて、受付を済ませる。12番目だった。
90分ほど待って、ようやく診療室へ。
先生は、細長いステンレスの棒の先に豆ライトが付いているような道具を持ち、
「痛かったら言ってください」
棒を左耳に入れて・・・何やらゴソゴソとやっている。
やがて、取り出したものを見せてくれた。
茶色く固まった大きな耳垢が、三つ。(汚い話でごめんなさい)
「どうですか? 聞こえるようになりました?」
「あ、はい・・・聞こえます! スッキリです 笑」

耳掃除した時に、耳垢を奥に押し込んでしまったらしい。
それで塞がってしまったワケだね。
ああ、助かった〜。先生、ありがとうございます〜。



それにしても・・・
ちょっと片っぽの耳が聞こえないだけで、世界は全然違ってしまう。
音の立体感が失われてしまう。
例えばクルマの音がしても、どっちから来るのか分からないのである。
ケイタイがどこかで鳴っても、自分のが鳴っているのかどうかさえも、分からない。
聴覚って、こんなに繊細なものだったんだ?

この5日ほど、なんとも不便で、不快でたまらなかった。
人と話すのも、なんか億劫であった・・・。
NHKドラマ「半分、青い。」のすずめちゃんは、こんな感じなのかなあって。
これがずっとじゃ、つらいよなあって思った。



医者からの帰り道、自転車で軽快に走りながら、思わず歌い出す。笑
♪ラメール ルルルル〜ルル〜 ルルルル〜
ああ、世界は音に満ちている。





















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by tobelune | 2018-07-30 12:38 | その他 | Comments(0)

風を切って走る

先週は、日本各地で異常な暑さとなりましたね。
東京も猛暑日が続き、さすがに長時間歩くのは「危険でアル」と認識しました。
で、日曜日に、とうとう!
新しい自転車を買っちゃいましたー! あはは。
これまで一年と二ヶ月、ひたすら歩き続けてきたワケですが・・・
さすがに夏場は、無理するのをやめようと。

ウルトラマリンブルーのママチャリです。(泥よけの部分だけブラック)
6段変速、オートライト(LED)。

さっそく乗り回しておりますが、快適!
風を切って走る爽快感。久しぶりのこの感覚。
「うわー、気持ちいい。自転車サイコー!!」
今まで忍耐強く歩いてきたからこそ、よけいに分かる開放感というか・・・

そうだ、ツバメ号と名付けることにしよう。笑





















*

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by tobelune | 2018-07-26 15:00 | その他 | Comments(1)

STETECO

初めての街を歩いていたら、思わぬ所にユニクロがありました。
「へえ、こんなところに?」
ちょっとお店に入ってみる。
Tシャツなど見て回っていたら、「STETECO」の文字が目に飛び込んできました。

ステテコといえば、私なんかは昭和なイメージが浮かぶんですが(植木等ですね)、
近頃のは、随分とおしゃれなリラックスアイテムになっているらしい。
色も柄も様々で、見ていても楽しい。
ストライプやチェック、ボタニカルやらアジアンテイストまでありました。
これなら、部屋着にしてもいいね。なるほどな。
空色のむら染めステテコと、渋めの赤系のボタニカル(植物柄)を買って帰りました。

家で、さっそく着用。
体に密着しないので、すっごいラク! こんなに快適とは思わなかった。
STETECO 最高!!
この夏は、これで涼しく過ごせます。
ありがとう。




















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by tobelune | 2018-07-09 17:24 | その他 | Comments(0)

歩く歩く

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去年の5月、自転車がパンクしました。
それをきっかけに、どこへ行くのも徒歩で行くことにしました。
仕事も買い物も歩きです。
自転車は古くなってもいたので、そのまま廃車に。

そうして、一年が経ちました。
ちょうど本日で丸一年。

歩く速さが、10%〜15%速くなりました。
以前は、何も無い平らな所でつまづくことが、たまにありました。
つまり、足が上がってなかったんですね。
それが、今は完全になくなりました。
お尻も、キュッと引き締まった気がします。

さっさかさっさか歩ける自分が好きです。




















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by tobelune | 2018-05-11 15:41 | その他 | Comments(2)

光のギザギザ

数日前の夜、目が変な感じになりました。
以前からときたま、こういうことが起きていたのですが・・・

お日様を見たあとに、目の中に光の跡が残りますよね?
あんな感じの何かギザギザした、「C」の形をした大きいものが、目に現れるのです。
で、文字とか読めなくなる。景色も見えにくい。
ただ、しばらくすると(30分くらいか?)、いつの間にか消える。
そういうことが、何回かありました。

が、今回は、それだけでなく、
左目の視野の右上のほんの片隅ですが、部分的に見えなくなったのです。
グレーになってしまって、何も見えない。
これにはびっくりです。
「網膜剥離」という言葉が、脳裏をかすめました。
でも、これも、しばらくしたら直ったのです。不思議でした。

何んだったのだろう??

ネットでいろいろ調べてみると、やはり「網膜剥離」の症状に似ている。
もし、そうだったら、入院手術ということになります。
ぞっとします。
今までずっと健康で来ているので、入院とか考えるだけで怖くてたまらない。
「と、とにかく眼科へ行かなくては・・」

で、今朝、雪のちらつく中、行きました。昔、子どもを連れて来たことがある眼科。
順番を待つ間も、もう、ドキドキです(笑)。
眼底検査をしてもらって、念のため、眼球の写真も撮ってもらって。

「閃輝暗点」という症状らしいです。ギザギザの正体。
目には全く異常はなくて、むしろ脳の神経や循環系の一時的な変化により、
起こるものであるらしい。
「頻繁に起こるのでなければ、問題ありませんよ」

部分的にグレーになって見えなかったことについては、
「小さな血栓が目の血管に詰まって、一時的に見えなくなったと考えられます。
が、すぐに溶けてしまったのでしょう。大丈夫ですよ。
また起こるようであれば、ご相談ください」

という訳で、ほっとしました。よかった〜。

安心したらお腹がへって、まだお昼前でしたが、「ぎょうざの満洲」に寄って、
タンメンと餃子を食べて帰りました。
チャンチャン♪



















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by tobelune | 2018-02-02 13:55 | その他 | Comments(0)

ヘッドホン

夜中に映画鑑賞することが多くなりました。

昨秋、富山へ旅をしたときに、息子の家で映画を見たのです。
プライムビデオというやつで、Amazonプライムの会員は、無料でビデオ見放題という。
「あ、そうなんだ? オレ、会員だよ?」
というわけで、東京に帰ってから早速、試してみました。
本当でした。さすがに最新作や人気作は有料ですが、他のほとんどは無料で見れる!
めちゃくちゃ、うれしい。
なんてこった。もっと早く知っていれば・・!

というわけで、毎晩のように映画を見ております。
で、ふと思いました。
夜中、近所に配慮して小さめの音量で見るので、ちょい物足りない。
「そうだ、ヘッドホンを買おう!」
DENONのヘッドホンを注文して、昨日届きました。
耳をすっぽり覆うタイプです。

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夜、早速これを付けて、ミュージカルアニメ「SING」を見てみる。
ラストのショータイムの場面を、音を大きくして聴くと・・
迫力だ〜!!
重低音も、想像以上にズンズン響いてくるので、驚いた。
まるで映画館で見ているような臨場感だ〜。
思わず、体がリズムを刻み出す♪
こりゃいいや〜。

テレビを離れて見るときの延長コードも付属していて、至れり尽くせり。
これは、いい買い物したなー。
昼間の音楽鑑賞でも活躍しそうな予感。




(追記)
ヘッドホンで好きな歌を聴いてみました。
もう、全然違った。
ディティールが、隅々まで浮き上がって来るというのかな・・・
「いままで聴いていたのは、何んだったんだ?」
というくらい、研ぎすまされた世界でした。
びっくりです。





















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by tobelune | 2018-01-08 14:08 | その他 | Comments(0)

仲良きことは美しきかな

富山に住んでいる息子が、正月に彼女を連れて来るという。
「なぬ? 彼女だと?!」
そりゃ大変、一大事やん。な、何着て会おうか?? あたふた、あたふた。

元旦の夜、池袋で待ち合わせ。
寿司屋にでもと思っていたら、二人で浅草へお参りに行って天ぷらなど食べたらしく、
もう腹一杯だと言う・・・。
で、しょうがないから適当に居酒屋に入って。



息子が前に働いていたラーメン屋さんで、バイトをしていた子だという。
すごい可愛い子やん。でかした!(笑)
富山生れ。20歳。素直で人なつこい感じ。
看護師を目指して、学校に行っていると話してくれました。
息子と彼女、ときにどつき合う二人のやりとりは、まるで漫才みたいで笑えます。
こりゃ、いいコンビだなー。

「息子のどこがいいの?」と聞いてみたら、照れたのか、しばらく迷ったあげく、
「一緒にいて楽しいところ」と答えてくれました。
なるほど。最高じゃないですか。



「遅くなったけど、誕生日のプレゼント」と、息子が袋をくれる。
開けてみれば、小銭入れでした。本革製です。高級そうだよ!
ちょっと大きめ。
中が、三つに仕切られていて、1円玉、10円玉、100円玉みたいに分けて入れられる。
こりゃ、いいね。使いやすそう。

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一緒に立山へ旅行したときに、父ちゃんの小銭入れがボロボロだったのを見て、
これをプレゼントに決めたと・・。
きょう、二人で懸命に選んでくれたらしい。ありがたいなあ。
大切にします。



明日にはもう、富山に帰るとのことで、あわただしい。
家に呼べなかったのは残念ですが、本当に楽しいひとときでした。
仲の良い二人、微笑ましかったー。

息子よ、逃がすんじゃないぜ(笑)。


















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by tobelune | 2018-01-01 23:27 | その他 | Comments(0)

山靴

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きょうは私の誕生日です。
出かけるつもりでしたが、あいにくの雨模様で、どうしようかと迷っています。

自分へのプレゼントに、トレッキングシューズを購入。
がしっとした頼りがいのあるヤツです。防水性も優れているらしい。
ちょっと足慣らしをしたいんだけどな・・・




















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by tobelune | 2017-09-28 14:15 | その他 | Comments(0)

嵐の夜に

順序が逆になりましたが・・・
鎌倉行きの前夜、台風の夜の話を書きます。



17日の夜、台風18号は北の方へ進路が逸れた様子でした。
夜も更け、日付が変わっても風は無く、雨は普通のシトシト雨。
「なんだ、全然心配なかったな、ははは」
ところが、仕事を終えて帰る頃になって、事態は急変。
風がゴウッと吹いたかと思うと、雨がババババッと激しく地面を打ち始めました。
一瞬で、静から動へ。

暴風雨では傘はさせない。すぐ壊れるのがオチです。
ポンチョを持参したのでしたが、これも、バタバタ風に煽られるばかりです。
「だめだ、こりゃ」
かえって風に翻弄されるのです。
すぐに脱いで、何もなしで歩いて帰る事にしました。
どっぷり濡れる覚悟です。
「なぁに、夕立でぬれねずみになったコト、何度もあるし。
 大丈夫やろ・・」

午前1時50分、歩き始める。家まで40分の道のりです。
ところが、ちょうど暴風雨のピークだったようで。
半袖シャツとズボンの姿でも、風の抵抗で思うように歩けません。
完全に逆風です。
体を前に倒して、やっと進みます。(まるでマイケル・ジャクソン笑)

雨がビシバシ顔に当たります。
目も鼻も口からも雨が入って、息が出来ない・・・
下を向いて大きく口を開けて、やっと呼吸出来る。シャワーの中を歩いている感じ。
苦しい。
メガネは曇って見えない。
もう、目から流れるのは、雨なのか涙なのかも分からない。
「しまった・・・・・・街の中で遭難するかも・・・」

人なんて、誰もいません。台風を甘く見てしまった後悔。
風がうなります。
雨が銀の矢となって、身体中に突き刺さります。
だんだん頭がぼうっと、朦朧としてくる。やばい・・・



歩くことしか頭になかった。一歩、また一歩。



家が近くなった頃・・・
ようやく雨が止んで、風も大人しくなって。
「あと30分待って帰れば、どうってことなかったのか・・・」
ま、結果論ですよね。あの時点では、分からないもの。
濡れたシャツもズボンも、肌にぺったり、へばりついていました。

久々のコワイ体験でした。
そして、次の日が、晴天の鎌倉だったわけです。笑
生きててよかった。




















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by tobelune | 2017-09-20 15:18 | その他 | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune