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カテゴリ:ロマンやね( 70 )

魔女

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またしても五十嵐大介さんの本です。
魔女をテーマにした短編集ですね。全2冊。
表紙の強烈さにやられちゃいました。少女の目ヂカラ!!

ちょっと怖い。
ファンタジーでありながら、リアル。
でも、圧倒的な美しさを感じる場面が多々あって・・・鳥肌が立った。
何か、私たちが普段忘れていることを思い出させてくれるような・・・
この人だけが描ける幻想世界という気がする。
う〜〜ん、うまく言えないので、セリフを少し引用します。



「”大いなる魔女”はね 大きな大きな”力”や、
ずっと昔から未来へとつながる”流れ”の呼び名なの。
わたしは その一部にすぎない。

”森”は そこにはえている木のことではなくて、
そこにある全ての命、光や時間がかたちづくるものでしょう?
そこにいる事に気づいたときから、
誰だって その森の一部になる。それと同じ」



ぜひぜひの、おすすめ本です。




















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by tobelune | 2019-08-08 08:08 | ロマンやね | Comments(0)

マクロレンズ

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これが、100円ショップで見つけたマクロレンズ。
クリップ式でスマホのカメラレンズの位置に合わせて取り付けるだけ。
実にシンプルでしょ?
小さな花を撮ったり、水玉を撮ったり、大活躍!


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ボケるのがまた、味わいがあるんだよなあ・・・笑
たった108円のオモチャのようなレンズで、
こんなにも楽しめるんだよ?
おすすめ〜。






















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by tobelune | 2019-07-06 14:49 | ロマンやね | Comments(0)

銀筆のロマン 3

現在使われている鉛筆の原型となるものは、18世紀後半に作られたそうです。
その書きやすさによって鉛筆は広まり、
結果、銀筆の方は淘汰されてしまいました・・・。

「手軽で便利なエンピツがあるのに、なんで今更、銀筆を使う必要が?」
という内なる声も聞こえるのですが。
やはり、未知なるモノに対する興味は尽きません。
ロマンがオレを呼ぶのさ。笑


さて、銀筆が届きました!
太さ3mm、長さ100mmの純銀を尖らせたモノ。
ファーバーカステルの芯ホルダー付きで、4000円弱でした(送料など別)。
早速、試し描き。

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こんな感じです。
普通のコピー紙なんかには描けません。
表面が荒い水彩紙も試してみましたが、やはり描けません。
ケント紙にリキテックスのジェッソを塗ったら、その上には描けました。
それが上の写真ですね。
線は、薄いグレー。固めの鉛筆で描いたような感じです。
(書き味も、固めの鉛筆に似ている)

思いついて、「プリンタ用紙(スーパーファイン)なら描けるかも?」
(紙に何やらコーティングしているはずなので)
と、やってみたけど、ダメでした。あはは。
やはり滑らか過ぎるのかー・・残念。

さて、この銀の線が、時間の経過でどう変わるのか?
錆びる(硫化)ことで黒くなるって話ですが??

実験はつづく。



















*

by tobelune | 2019-06-02 15:46 | ロマンやね | Comments(0)

銀筆のロマン 2

銀筆(シルバーポイント)について、アレコレ分かってきました。

まず、15世紀頃から使われていたこと。
当時の銀筆は、銀の塊ではなく、
竹の軸に銀の尖った棒を刺して使用していたらしいこと。

夢の中のアレとは違っていました。笑
そりゃそうか・・・全体が純銀なら宝物扱いだよねー。

それから、普通の滑らかな紙には描けないこと。
つまり、摩擦によって銀がわずかに削れて線になるワケです。
なので、ちょっとざらっとした紙の方が良いし、
ジェッソなどの下塗り剤で下地を作った紙に描くのが、ベストらしい。

あ、あと、当たり前ですが・・消しゴムは使えません。
一度描いたら、もう消せないよってこと。
逆に言えば、永遠に残る最強の線とも言えるわけですね。素晴らしい。

ん〜〜〜!
ますます楽しみです。早く本物を見たい!




















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by tobelune | 2019-06-01 07:07 | ロマンやね | Comments(0)

銀筆のロマン

私は、夢の中の出来事には深い意味があると信じるものです。
昨日の夢に出てきました「銀筆」・・・
ルフィくんが使っていた銀筆ですね。笑
よく知らないのに、夢の中では、コレが銀筆だとほぼ確信していました。


なんだか気になり、調べてみました。
私が知っていたのは、
「デッサンのすすめ」(伊藤廉著)の中で書かれた文章でした。
レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンについての説明部分を引用します。

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これはピンク色に下塗りをした紙の上に、銀筆と白とでかいてあります。
銀筆はかかれてから銀がさびれば深い色合になるのだそうです。
このデッサンは左上から右下にむかって斜の細い平行線でかげがついている。
この平行線のかげのつけ方はレオナルドのデッサンの多くがそうです。
線の方向が左上から右下に流れるのは、レオナルドが左ききだったからです。


当時の銀筆が、どんなものだったかは、わかりません。
夢の中では、長さ15cmくらいのペンシル型で、
でも持つところは結構太くて、四角ばっていた気がする。
彫刻模様が施されていたような・・・で、先端の3cm程がとんがっていた。
(そうだ、ちょうどデジタル体温計の形に似ていました)


ネットで調べると、今でも銀筆は手に入ると・・・!?
ただ、現代のは、純銀の細い棒を尖らせて芯ホルダーに入れて使うものらしい。
なるほど、合理的です。
全体が純銀だったら、高価なものになってしまいますからね。
調べるうちに興味が湧いて、注文してしまいましたー。あはは。

だって、イタリア、ルネッサンスの時代、
今から500年以上も昔に使われていた銀筆ですよ?
なんともロマンあふれる画材じゃありませんか?

どんな書き味なんだろう?
届くのが楽しみです。ワクワクが止まりません。



















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by tobelune | 2019-05-31 17:52 | ロマンやね | Comments(2)

iくんのこと 3

つづきです。

2010年、絵本「あたしのサンドイッチ」を出した時も、
「絵本デビューのお祝いしましょう!」
iくん、浅草の老舗で「ふぐ」をご馳走してくれました。
ふぐの旨さはもちろん、
キスの塩焼きに感動したこと、
夜更けの浅草寺でおみくじを引いたことなど、覚えています。



一向に絵本が出ない日々の中で・・・
私が、ものすごく落ち込んだこともありました。
そんな時に彼は一緒に飲んでくれて、こんな言葉を教えてくれました。

「負けた」って言わないかぎり、負けじゃない。

自分が負けを認めないかぎり、諦めないかぎり、まだ先はあるんだと・・・
この言葉にどれだけ救われたことか。



ふり返れば、
人生の節目節目でiくんと会って、飲んで笑って、絵本を熱く語ってきたのでした。
苦しい時には励ましてくれ、うれしい時には一緒になって喜んでくれる。
なんていい奴なんだ!
本当に本当にありがとう。

出会ってから40年。
「まさか、こんな風になるなんて・・あの頃、思いも寄らなかったよね?」
あの日の青年が、
こんな立派になって、学校の先生なんだもんなあ。
彼は言います。
「前向きな話をしながら笑って飲むと、ビールの神サマも笑ってくれます」

絵本を出す度に、ご馳走してくれるiくん。
私は、生涯に10冊、絵本を出すのが目標です。
あと、8回あるよ。
カクゴしておいてね〜〜!(笑)




















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by tobelune | 2019-03-18 08:08 | ロマンやね | Comments(2)

iくんのこと 2

つづきです。

40年前、私は編集者でした。
「花いちもんめ」という隔月の文芸雑誌を作っていました。
当時、麻布台にあったS社。
その編集部にひょっこり遊びに訪れたのが、iくんでした。

最初に会ったとき、彼は中学3年か高校1年だった気がします。
ハキハキした、めずらしく素直な男子。
人なつこい印象。
そこから、どういう経緯があったものやら・・・
気がつけば、
iくんは、一人暮らしの私のアパートに遊びに来るようになりました。
彼の学校が近かったので、帰りに気軽に寄れたのでしょう。

私は、弟ができたようでうれしくて、
一緒にご飯を作って食べたり、
先輩ぶって、
ビールや水割りをちらっと舐めさせてあげたりしていたのでした。
(ほんとに、ちょっとだけです。許してね)

学園祭の話を聞かせてくれたり、彼女に会わせてくれたり、
彼の青春はキラキラ眩しくて。
6畳一間に、花を咲かせてくれたんだよなあ・・・

あれから40年!(きみまろ風に)

さらにつづく



















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by tobelune | 2019-03-16 07:11 | ロマンやね | Comments(0)

iくんのこと

iくんと飲みました。早春の飯田橋、神楽坂にて。
「絵本の出版決定を祝って飲みましょう!」と言ってくれて。ウキウキ。
私は絵本の神サマを信じていますが、
彼はなんと、「ビールの神サマ」を信じる人です(爆笑)。

「久しぶりだねー」と言いつつ、生ビールで乾杯。
「いつぶりだろうねー?」
そう、とても多忙な彼は、一年に一度会えるかどうか? という友人です。

「絵本、おめでとうございます! 久保さん、今年60・・?」
「65になります」
「すごいな。絵本出すってワクワクしている65歳なんて、他にいませんよ?
カッコいいな〜!」
などと持ち上げてくれます。うれしいね。
彼は確か、私より9つ年下。
こんな年齢差の友達は、なかなかいるもんじゃありません。
しかも、もう40年にもなる、つき合いです。すごい縁だよねー。

ここで告白しちゃいますが、
まだ初々しい青年だったiくんに、お酒を教えたのは、
何を隠そう、この私でした・・・

つづくっ!




















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by tobelune | 2019-03-15 03:16 | ロマンやね | Comments(0)

「岳」

今、ハマっているマンガである。
北アルプスを舞台に、山岳救助を主体として山の素晴らしさを描いた作品。

去年、立山を旅した際、宿舎のロビーにこのマンガがあった。
その時は表紙だけ見て、
「へえ〜、山登りのマンガなんだ・・」と思っただけであった。
カッコいい主人公がストイックに山を登るような、
そういうマンガを想像していた。

先日、ブックオフで見つけて、
せっかく再会したのだからと、ちょっと立ち読みしてみた。
そしたら、想像と全然違っていた。
ものすごく能天気な「山バカ」の主人公なのである。笑ってしまう。
でも、その底抜けな明るさに救われる。
過酷な雪山で遭難した人に、彼は笑顔で「よく頑張った」と言い、
その言葉で人は救われるのだ。

主人公、島崎三歩のキャラクターに魅了され、
もうすぐ全18巻揃える勢いである。
上高地や穂高岳に会いに行きたくなるなあ・・・!





















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by tobelune | 2019-01-06 15:46 | ロマンやね | Comments(0)

サカサマのすばる

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1月3日午前2時すぎ。
風もなく穏やかに晴れた星空。
例の35倍望遠鏡を三脚に取り付けて、いつもの川辺に出た。

目指すは、すばる。
何度も見るうちに、サッと「あそこ!」と指させるくらいになった、すばる。
肉眼でも、ぼんやりとだが見える。
三脚を据える。
照準を定めてレンズを覗くと・・・

視野の円に目一杯大きく、すばるが入った。
こんなに大きいすばるは、初めてだ!
ケプラー式望遠鏡は、上下左右が逆さまの「倒立像」で見える。
(上は、そのイメージ画像)

「息をのむほど美しい」とは、これだ。
本当に、一人で見ているのが勿体無い。
誰かに教えたくて仕方ない。

そうだ。星の素晴らしさを絵本にしよう。
そう思った。
いつか、きっとね。








今夜は、しぶんぎ座流星群のピークです。












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by tobelune | 2019-01-03 18:21 | ロマンやね | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune