カテゴリ:旅るね( 33 )

立山・弥陀ヶ原を歩く 3

富山の旅、最終日です。

9月27日木曜日 くもり
「日本一だよ? 見ておくべきでしょ?」
と息子が言うので、日本一の落差を誇るという称名滝(しょうみょうだき)を見に行くことに。
連泊した「天望立山荘」に別れを告げ、高原バスで美女平へ下り、
さらにケーブルカーで立山の麓まで降りる。

立山駅から称名滝探勝バスで15分。そこから歩いて30分。
雄大な滝が見えてきました。落差350mです。東京タワーより高いんだよ?
でも、スケール大きすぎて、もうひとつピンと来ないのだけど。
水しぶきが霧になって、こっちまで舞ってくる。晴れた夕方なら虹が見えるんじゃないかな。

さて、クイズです。左右二つの滝、どちらが日本一の称名滝でしょう?笑

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「あれ? 右でしょ? 右の方が高いんじゃないの?」
「いや、左だよ。でも、右が高く見えるよねえ?」
そうなんです。右は、ハンノキ滝というんだけど、こちらは落差500mもあるらしい!
じゃ、こっちが日本一じゃん? と思うよね。
ところが、このハンノキ滝は、水が豊富な時期だけ現れる滝で、常にあるわけじゃないんだって。
だから、一位にはなれないってコトらしい。ややこしいね。

「あの滝の上は、何もないように見えるけど、どうなってんの? 山があるの?」
「えーとね、あの上は、平に台地になっていて、僕らが歩いた弥陀ヶ原の湿原があるわけだよ。
あの湿原を潤した水が集まって、最後に滝になって落ちて来るってことだね」
おお! 自分で説明しながら、うまく旅がつながったことに感動する。

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こういう水が全て、滝につながっていたんだねー!
なんか、すごいなあ。水の旅。



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滝の水しぶきが、霧となって草についたものらしい。水玉、大好き。




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これで旅もおわりです。
滝を見たあとは、立山駅から電車(2両しかないカワイイ電車)に乗って富山市街へ。
そして、その日のうちに息子と別れ、北陸新幹線で東京へ帰ってきた。
列車の中で早くも、来年はどこへ行こうかな? なんて考えながら・・・笑





後日、息子からLINEで連絡がある。
「店長になりました」
おお〜! 3年にして、イタリアンのお店の店長かよ。すごいな!!
きっと愛される店長になれると思うよ。頑張れ〜!


















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by tobelune | 2018-10-22 15:08 | 旅るね | Comments(0)

立山・弥陀ヶ原を歩く 2

お待たせしました〜。富山の旅のつづきです。

9月26日水曜日
二日目は晴天! さわやかな青空にすじ雲が走っている。絶好のトレッキング日和だ。


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このちょっと変わった建物に泊まった。きのこの断面みたいに見えたりする。
9時、出発。弥陀ヶ原湿原の木道を歩きます。



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広々とした湿原。風が気持ちいい。周囲の山々がくっきり美しい(昨日とえらい違いだ)。
しかも、人がほとんどいない。独り占め。いや、息子と二人占め!



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雲海だー! 鍬崎山(くわさきやま)が頭を出している。
雲がないときは、富山市街が見える方向である。湿原の中、白いのが木道。



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ガキ田と呼ばれる池塘があちこちに。
最もポピュラーな外回りコースだけじゃ物足りず、「一ノ谷・獅子が鼻岩コース」へ。
バッタがやけに多い。木道の上へピョンピョン飛んで出て来る。

ズンズン進むと道しるべがあり、目指すコースは「上級者向け」とあるが、気にせず進む。
と、木道から急に石段になったり、アップダウンが激しくなる。
クマ笹が多くなり、登りが続き、息が荒くなる。さすが、上級者コースだ。
木道が斜めになり、しかも濡れて滑る。やっかいだ。
岩場を登り、沢に出た。これが一の谷だった。



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沢の水が澄んでいる。思わず手を入れる。冷たい!
さらに進むと鎖場だ。確かに、鎖につかまらないと登れない崖。スリル満点! 息が切れる。
「そろそろだと思うんだけど、どれが獅子が鼻岩なんだろね?」
目立つ岩峰がいくつかあるが、獅子に見えないし・・・
まだ上があるが、父ちゃんは体力的にきつくなった。ここで断念、引き返すことにする。
(後日調べると、もうほんの少し上だったらしい)
「心臓がすごいよ。ドッドッドッドッて」
「たまには、そのくらい動かした方がいいんじゃない?」と息子。
なるほど。血管内がキレイになったかも知れないね。笑



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まるで保護色。何を撮ったか、わかるかな?



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この小さな花、イワショウブというらしい。見かけない花だと思ったら、日本海側だけに咲くとか。へえ!



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ナナカマドの実。写真に撮ると、やけに赤が派手に写る。



午前中いっぱい歩いて、お昼はホテルのレストランで。
「昼間っからビール」の贅沢を味わいました〜。
白エビのかき揚げ天うどんも食べた。美味しいんだけど、うどんが細くて上品で物足りない。
ここで、一句。


秋澄めり ぶっというどんが食べたいな      笑太


そして宿舎に戻り、お昼寝・・・なんというのんびりな旅。
(午後からも別のコースを歩く予定だったが、もはや行く気ゼロ。笑)
夕方、窓の外を見ると、またもや雲がとりまいて、木々はもやの中。ありゃりゃ。
双眼鏡を持参したのに、満天の星が見れないのだった・・・

つづく


















*

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by tobelune | 2018-10-15 17:21 | 旅るね | Comments(0)

立山・弥陀ヶ原を歩く 1

昨日は誕生日でしたので、思わずフライング気味に旅の話を始めてしまいました。
改めて、書いてみます。



9月25日火曜日 くもり
6時起床、6時40分家を出発。通勤ラッシュ前に東京駅まで行こうと考えて
早めに出たつもりだが、それでも電車は混んでいた・・・みなさん、どんだけ早いんだ?
東京8時36分発の北陸新幹線「かがやき505号」の5号車に乗る。GOGO!
途中、軽井沢、長野あたりは雨が降っていたので、ちょっと心配。
富山着が10時47分。雨は上がっていた。「よっしゃー!」

駅で息子と合流。お昼を海鮮料理のお店でいただく。
私の坊主頭を見て、息子、「いさぎよい」とほめてくれる。やはは。

13時04分電鉄富山発。立山駅でケーブルカーに乗り換え。
美女平でさらに高原バスに乗り30分・・・ブナ平、七曲がりのカーブなどを経て、
15時10分、予定通り、弥陀ヶ原(みだがはら)に到着。
「標高1940m、日本最高峰、雲上に建つ国民宿舎 天望立山荘」が、すぐそばに・・
あるはずなんだけど・・・ガスっていて周りが見えない。
「え? デジャヴ?」
どこもかしこも、もやで真っ白である。
よくよく見ると道路の向こうに、ごくうっすらと白い建物が浮かんでいた。

12畳の和室。やたら広い。お茶飲んで休憩して・・あと、やることがない(笑)。
「やっぱり、散歩してみようか?」
雨がぱらついている。傘なんか持たないが、帽子とジャケットでしのげるだろう。
湿原の木道を歩いてみる。


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これは、ミネカエデ。しっとり濡れた黄色が美しいと思う。




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ナナカマドの紅葉も、水滴をまとってキラキラしている。




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誰もいない静けさ、幻想的な霧の中。
いやいや、これは雲なのだった。雲の中を散歩できるなんて・・・思いもしなかったなあ。
「晴れてるより、こっちの方が湿原らしい気がする」
と息子が言う。それもそうかも知れない。
私は、カメラが濡れるのも気にせず、写真を撮り続けたのだった。

つづく


















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by tobelune | 2018-09-29 08:01 | 旅るね | Comments(2)

雪山を歩く 9

10月28日SAT

薄曇りです。
息子いわく、富山はこういう天気の日が多いと。
年間を通じて、スッキリと晴れる日は少ないのだとか・・・本当?

それはともかく。
息子は、今朝からもう仕事に出るので、富山駅で握手して別れました。
三日間、つき合ってくれてありがとう。
元気でな。


❄︎


私は、昼すぎの新幹線に乗るつもりでした。
それまで少し市内観光をしようと、
歩いて向かった先は、富岩運河環水公園でした。
芝生が広々として、のどかな公園です。朝なので人もまばらでした。
水辺には、カイツブリやカモがいました。

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富山市内どこからでも、立山連峰が見えます。
(あの真ん中辺りの雪山に行ってきたんだなあ・・)


❄︎


公園の突き当たりに、富山県美術館が建っています。
この夏出来たばかりの、ピカピカです。
有料の企画展が、いまひとつピンと来なかったのでパスしまして(笑)、
ミュージアムショップを見て回りました。
カレンダーやカードスタンド、立体パズルまで。
センスの良い雑貨に心引かれました。

そのうち、たぶん地元であろう家族連れがワイワイと、
階段を上って行くのに気づきました。
「屋上、行こう!」なんて、言い合っています。

つられて、私も上ります。

「オノマトペの屋上」と呼ばれる庭園がありました。
子どもたちが、いろんな遊具で、きゃっきゃと遊び回っています。
トランポリンみたいに跳ねるふわふわのとか、
大きなきのこのオブジェとか。
親も子も、みんな笑顔です。

「なんか、こういうの、いいな・・」

絵画を見るんじゃなくても、
小さい頃から、こうして美術館に親しみを感じられるなら、
素敵なことだよね。
「やっぱり、やるなあ、富山」

屋上からの眺めも、気持ちいい。
眼下に公園が広がって、向こうに山々が連なって。

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美術館裏の屋外広場で見つけたシロクマ。
大きいです。
(小さな子グマもいます)
シロクマには、こういう空が似合うかも。


❄︎


お腹がへって来ました。
駅の方へ戻りながら、何を食べたいか考えます。

駅ビルに入ると、「ます寿し」のお店が目にとまりました。
「これだ〜♪」
富山名産ます寿しを買って、新幹線に乗り込みました。
12:06発かがやき526号。

列車が動き出し、さっそく包みを開けました。
ますの押し寿司が半分、ぶりの寿司が半分。
どちらも、甲乙つけがたく、美味しゅうございます。
夢中で頂きました。


❄︎


東京に近づくにつれて、雨が降り出しました。
ああ、これで旅もおわりです。
夢のような時間でした。
贅沢な時間でした。

心に残る思い出がたくさんできました。
いつかまた、息子とふたりで旅が出来ますように・・・


最後まで読んで下さり、ありがとうございました。





















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by tobelune | 2017-11-06 07:27 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 8

27日のつづきです。


富山駅から、ライトレールという電車に乗ります。

駅周辺は、道路を走る路面電車。

途中から、専用の軌道を走るようになります。

車両のデザインが、近代的でスマート、しゃれているのです。

グッドデザイン賞受賞です。

「富山、やるなあ!」


料金一律200円。

パスモが使えないのが、ちょっと惜しいかな。



❄︎



息子のアパートはワンルーム18畳。広い。

ひと休みして、夜は、富山の美味しい寿司を食べに行きました。

歩いて10数分でしょうか。

回転寿司ではあるけれど、回っていない(笑)。

注文したものを握って出してくれます。

「どこの寿司屋で食べても、富山湾で穫れたての魚だから美味いよ」

息子が自慢します。


生ビールと、新鮮な海の幸。

ブリも、ズワイガニも、ノドグロも、どれも美味しい。

息子が次々と頼むものだから、

あっという間に、腹いっぱいになりました。ペース早いよ(笑)。

で、最後に頼んだのが、「ゲンゲの唐揚げ」。


ゲンゲ、知らないでしょう?

私も初めてです。

富山湾の海、水深200mより下に棲む、深海魚だそうです。

ゲンゲの唐揚げ、めちゃ美味いです。

サクッとして、ふわっと美味い。

サクふわ。

これ、ビールに合う合う!!


「く、苦しい〜。あはは」

二人とも、満腹で帰りました。


つづく






















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by tobelune | 2017-11-05 08:05 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 7

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10月27日FRI

山を下りる日が来ました。
今日も快晴。
最後に、朝日に輝くみくりが池を撮りました。
(中央のとんがった山が浄土山)

バスターミナルに向かいながら、
「今度は、夏に来てみたいな」と息子。
「うん、四季折々に来てみたい・・・
毎年一回は来るということにしようか?」


❄︎


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室堂ターミナル前で記念写真。
出会えなかった雷鳥に囲まれて(笑)。やっと二人揃って撮れたね。
(ここが霧で真っ白だったなんて、信じられんね)

高原バスに乗って、標高2450mを後にしました。


❄︎


バスの終点、美女平は標高977m。
冬から秋へ戻ってきた感じです。
まだお昼前。
紅葉を求めて散策コースへ、足を伸ばしました。

立山杉が有名だというのですが、
正直、杉には興味が湧きません。
いくら巨大な杉でも、「なんとか杉」と名前があっても、興味無し。
申し訳ないけど。
やっぱり、杉よりブナの森でしょう?
ブナの木は、黄葉なんですね。黄色い。
あるいは、オレンジがかった茶色というか。

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落ち葉散り敷く、細い山道をトレッキング。
「ブナの実って、どんなだっけ?」
と、グーグルで調べてみます。
ドングリを三角にしたような実ですねー。
しばらく歩くと、
「あった、ほら、ブナの実。いっぱい落ちてる!」
と息子。
なるほど、足元をよく見れば、いかいかした殻が散らばっています。
リスかなんかが、食べたのかも?
実は、とても小さい。
「へえ、もっと大きいのかと思っていた・・」


❄︎


2時間ほど歩きました。
小鳥がチッチッと鳴いていたり、小さなヘビに出会ったり。
いろんなキノコを見つけたり。
これが、本来の山歩きですよね。
ブナの黄葉、堪能しました。


❄︎


美女平から、ケーブルカー、ローカル電車を乗り継いで、
富山駅に戻ったのが4時でした。
羊雲が広がって、きれいな空。
今夜は、息子のアパートに泊めてもらいます。

つづく






















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by tobelune | 2017-11-04 08:01 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 6

今回の旅の目的と言いますか、
楽しみにしていたことを書き出してみますと・・

1. 息子と、わいわい旅したい。  
2. 日本一高い温泉に入りたい。  
3. 満天の星空を見たい。     
4. きれいな紅葉を見たい。    
5. 富山の美味しいものを食べたい。

こんなところでした。
どこにも雪山が出て来ないのが、笑えますね。
でも・・・思ってもみないだけに、感動もひとしおでした。
雪といい、霧といい、
旅の楽しみは、こういうハプニングなんですね。


❄︎


さて、10月26日のつづきに戻ります。

夕日に染まる雪山を写真に撮ることができて、
大満足の私でした。
「あとは、満天の星を見れたら最高だな・・」


前夜も、お風呂上がりにちょっとだけ外に出て、星を見たのです。
Wの字のカシオペアが見えました。
「あっ、流れ星! でかい!」
息子が叫びました。
「えっ、どこどこ?」
「すげ〜・・あんなでかいの、初めて見た・・」
流れ星は一瞬。
私は、残念ながら、見逃してしまいました。

そのときは、スリッパをはいていたので、
山小屋からちょっと出ただけで、すぐに戻りました・・・。
「明日は、ちゃんとフル装備で、しっかり星を見ようね」
そう約束したのです。


❄︎


夜、11時頃。
ダウンジャケットを着て、山小屋の長靴を借りて、息子と外に出ました。
宿の明かりが届かない所まで歩きます。
裏手の小高い所までザクザクと登って行きました。
振り仰ぐと・・
「おおーー!!」

真っ黒い中に、散りばめられた星たち。
星のひとつひとつが、大きい。
胸がドキドキします。
「あ、あれ、オリオンだよね?」
息子が指差す。
「あ、ほんとだ!」
オリオン座が、山の端にかかっておりました。

あとは、どれが何座やら・・
「こんな星空、見たの初めてだー。すごいな」
「富山は空気が澄んでるから、町中でも、これぐらいの星は見えるよ?」
「そうなんだ」

よーく見れば、うっすらと見えるアレは・・
「こっちからこう流れてるの、あれ、天の川だよね?」
「そうじゃない?」
「わあー・・天の川も初めて見た。すごいすごい」

ちっとも寒さは感じません。
いつまでも、ずっと見ていたい星空でした。

つづく





















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by tobelune | 2017-11-03 07:50 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 5



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by tobelune | 2017-11-02 08:06 | 旅るね | Comments(0)

雪山を歩く 4

26日のつづきです。

少しウトウトして、充電完了。
お昼前に再び出発です。
午後の山歩きは、超お気楽「みくりが池周回コース」。

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これが、みくりが池です。
火山の爆発の跡に出来た、火山湖だそうです。
一周1時間くらいの初級コースですね。

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トレッキング開始です。
と、その前に・・
「あ、そうだ。アレやろうぜ。
雪の上にバーーンと。やってみたかったんだ」
「いいけど?」

ど〜〜〜ん!!

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❄︎


さて、山歩き山歩き。
室堂平をぐる〜っと回る。

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いい調子で、ずんずん進んで行く。
何しろ、朝の雪山訓練に比べたら、こんな平坦な道はラクショーです。
もう、慣れたもんです。

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高山植物の名残。

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竹とんぼみたいな、クマザサ。

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浄土山の急斜面を見上げて、パチリ。
逆光が、カッコイイ。
カメラを持参したのですが、スマホの方がレンズが広角で、
雄大な景色を撮るのに向いているのでした。


❄︎


「これ、なんか、コース違ってない?」と私。
「いや、大丈夫でしょ」と息子。
「ほら、ここから先は、登山道です、装備が必要ですって書いてある」
「いいから、行こう。ちょっとくらい冒険がなくちゃ」

道は徐々に、登りになって行きます。
人もぐっと少なくなりました。
でも天気が良いので、キケンな感じは全くありません。
「じゃあ、あそこの小高い所までね」

ちょっと休んで、水を飲んでは、また登ります。

「もう、いいだろ? 引き返そうよ?」
「大丈夫だって。ほら、あそこに人がいるじゃん」
息子は、ずっと上を指差しました。
「ええ〜〜、あんな所まで・・・疲れる〜(泣)
じゃ、あそこのS字になってる所までだよ?」


後で分かったのですが、
これは雄山(おやま)登山コースに入っていて、ピークは3000mでした。
行って、行けなくはなかったのかもですが・・・
本格的過ぎます。


❄︎


途中で息子を説得し、下りました(笑)。
やっと元のコースに戻って。
もうひとつの池、みどりが池に着きました。
水が凍って、白くなっています。
「これ、凍ってるの? なんか、カタクリ粉みたいだ」
「あはは、言い得て妙!」

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カタクリ粉の、いえ、みどりが池のほとりで。

この写真で言うと、後ろの台形の山が立山三山で、その右端のピークが雄山です。
先ほどまでは、
右の谷になった所から雄山に登ろうとしていたわけで・・・
完全に上級者コースでしたね。ははは。


❄︎


午後も、よく歩きました〜。
疲れたあとは、温泉温泉♨︎。
そしてまた、ひと眠り・・・よく寝る二人でありました。

やがて夕暮れが迫ってきます。

つづく






















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by tobelune | 2017-11-01 08:05 | 旅るね | Comments(2)

雪山を歩く 3

10月26日THU

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6時半頃、目覚めました。
窓が明るい。
二重の窓ガラスを開放し、外を見ました。
青空!
右手の山が、朝日に照らされ始めたばかり。
「やった〜! 晴れたぞ! お〜い、起きろ〜〜♪」

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屋根から垂れ下がる雪が、雫をこぼした瞬間です。


❄︎


朝食バイキングをたっぷり食べて、エネルギー満タン。
ペットボトルに「立山のおいしい水」(蛇口をひねれば出て来る)を入れて。
山靴の紐をしっかり締めて。
さあ、出発。

午前は、雷鳥沢コースを歩きます。
ガイドブックによると、
適度にアップダウンのある、2時間ほどのコースらしいです。

本当に爽やかな快晴。
昨日の「視界ゼロ」と、なんという違いでしょう。

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あ、息子です。
なぜか、虹色の光線がシャワーのように降り注ぐ(笑)。
縁起がいい。
こんなの、ねらっても撮れないよ?
(後ろにドーンとそびえるのが、立山三山です)


❄︎


サクサクと雪を踏みしめて歩きます。
こんな雪山を歩くなんて、もちろん初めてのことです。
サクサクでワクワクです。

ちっとも寒くない。
これ、ダウンジャケットじゃ暑いくらいです。

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エンマ台から見下ろした地獄谷。
あの噴煙が上がっている所が、温泉の源ですね。
有毒ガスとなるので、これ以上は近づけません。通行禁止です。

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途中の山小屋の前にあった、雪ダルさん。
人の良さそうな(笑)。


❄︎


雷鳥沢コース、かなりハードです。
適度なアップダウン? それ、夏の話ですよね?
雪道、きついワ。
踏み固まって凍っている所もあり、滑ってこわい。
特に、下り坂。
めっちゃコワイやん。
「うひ〜〜っ」
これ、雪山訓練用のコースじゃないんですか?(笑)

たまに行き交う山ガールは、ストックをついて歩いている。
なるほど、あれは良いね。

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銀世界に赤い実は、とてもキュート。
ナナカマドの実かと思ったけど、ちょっと違うかも?
雷鳥は、こういうのを食べるんでしょうか。

辿り着いた大日展望台で、一休み。

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コントラストの強い影のおかげで、ちょっとかっこ良く見えません?

ここから、まだまだ先に道が続いておりましたけど・・
ハードなので引き返します。
雪山初心者ですのでー。


❄︎


宿に帰って、温泉につかって・・・
疲れたので、お昼までひと眠り。

なんという、のんびりな山歩き旅でしょう。
いいね。

つづく








Let It Go














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by tobelune | 2017-10-31 08:11 | 旅るね | Comments(0)

 空好き、猫好き・・・絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune