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カテゴリ:思い出( 77 )

ロアンさんのこと

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ずっと町で愛されてきた喫茶店「ロアン」さんが6月2日で閉店されました。
とは言っても、お店が無くなる訳ではなく、
名前を変えて、若いスタッフに受け継がれるということらしいです。
心優しいマスターが引退されたのは残念ですけど。

縁あって、昔、ロアンさんのマークをデザインさせてもらい、
親しくさせていただきました。
最後の記念にと色紙を書いた、その文章をここに転載しておきます。


25年近く前になるのでしょうか。

幼い息子と妻と保育園仲間といっしょに、ロアンさんでお昼をいただいた記憶があります。

カレーとコーヒー。夏の始まりだったかもしれません。

ゆったりとした時間が流れて、心地よかったのを覚えています。


そんなご縁で、ロアンさんのマークを描かせていただきました。

なんでカッパにしたのか・・・

たぶん、あの頃たまたま、カッパがマイブームだったのでしょう。

私の絵が、ずっと皆さまに愛されてきたこと、小さな奇跡のようにも思えます。

Tシャツにまでなって・・・本当にありがたいことでした。


私が落ち込んでいる時に、パーティーに呼んでいただき、元気付けてくださいました。

初めての絵本が出た時も、お店に置かせてくださいました。

水彩画の個展を開かせていただいたことも良き思い出です・・・

マスターには、いつもお世話になりっぱなしでした。


ロアンさんの美味しいコーヒーは、若い世代に受け継がれていくのですね。

それもまた良きかな、ですね。


あじさいは、小さな花がいっぱい集まってできる一つの花・・・

人々がたくさん集うロアンさんは、あじさいと似ている気がします。

一人ひとりの花が、どうか綺麗に咲きますように。

もちろん、マスターも今後、もうひと花咲かせてくださいますように。

ありがとうございました。

言葉にしきれない感謝を込めて・・・






















*

by tobelune | 2019-06-18 02:35 | 思い出 | Comments(0)

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春愁に巻くふさふさの尾が欲しき    正木ゆう子



















*

by tobelune | 2019-03-20 14:33 | 思い出 | Comments(0)

ずっと

昨日のことです。
仕事に必要なデータのCD-ROMを探していました。
そしたら、かき回した引き出しの奥から音楽CDが出てきて・・・

「ずっと一緒さ」山下達郎
なんで?
この時期に見つけてしまうということに、意味を感じてしまいます。
彼女が、「忘れないでね」と言っているような・・・

聞かずにはいられませんでした。
僕の中で、
三月が始まります。



















*

by tobelune | 2019-03-01 15:20 | 思い出 | Comments(0)

セイコーは憧れ

新しいウオッチが欲しいと考えたとき、まず頭に浮かんだのは、セイコーでした。
「ちょっと良いモノを身につける」としたら、やっぱりセイコーでしょ?
大人の品格といいますか・・・笑。



30代の頃、郵政省の「切手デザインコンクール」に応募しまして、
入賞は逃しましたが、入選を2回しました。
自分の絵が切手になる夢は叶いませんでしたが・・・
そのときの賞品が、1回目はソニーのウォークマン。
2回目が、セイコーのウオッチでした。

この時計が、スリムで大人カッコイイ、優れものでした。
機能はシンプル。でも、とにかく分かりやすく、使いやすい、人に優しい時計でしたね。
アラームが、ツーンツーンツーンていう独特の金属音で。
あ、コレです。クラシックな雰囲気ですねー。(今でも、保存しています)

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すごく好きな時計でしたが、うっかり衣服にまぎれて洗濯機に入れてしまって・・・
水が入ってしまったんですね。
時計屋さんに行って、オーバーホールして頂いたんです。
その後、しばらくは動いていたんですが・・・やがて止まってしまいました。
時計を洗ってはイケマセン。ごめんね。



思い出の品です。
今回、同じ機種があれば欲しかったのですが、ネットで探しても見つかりませんでした。
で、G-SHOCKに行き着いた次第です。
結局、まだまだ大人の品格は似合わないというか・・・
まだまだ、やんちゃでいたい。そんなトコロです。たはは。

もし、もう一度、買い替えるチャンスがあるならば、
「今度こそセイコーを!」と思います。
セイコーは憧れ。





















*

by tobelune | 2017-09-10 13:31 | 思い出 | Comments(0)

by tobelune | 2017-06-16 14:31 | 思い出 | Comments(2)

遠野ホップ

キリンの一番搾り「とれたてホップ」を飲んだ。
なんか、爽やかな香りがして・・これはかなり美味しいと思った。
岩手県遠野産のホップを使用とある。
そういえば・・・



思い出した。
あれは、結婚して何年目の夏だったのか・・
妻の実家(気仙沼)に帰省している間に、向こうの家族みんなと一緒に
遠野に旅行したことがあった。

有名な曲がり屋とか、カッパ淵とか回ったのだったが、
とにかく空がやたら青くて、田んぼの緑がずうーっと遠くまで広がっていて、
気持ちのいい所だ。
これぞ、日本の原風景だなあって感動した記憶がある。

車で移動するうちに気づいた。
何か、ツタのようなものが高く延びていて、連なっている。
アレは、何んだろう??
グリーンの網を高く干しているような形のが、あちらこちらで見かけられた。
明らかに、何かの作物なのだろうけど。
わからないのだった。

それが、ホップだと知ったのは、ずいぶん後になってからだ。
ビールに欠かせないホップって、アレだったんだ。
もっと近づいて、よく見ておけばよかった・・。



そんなことを思い出しながら、もう一本。
ああ、うまい!
道子ちゃん、一緒に飲みたかったよ・・・






















*

by tobelune | 2016-11-02 14:58 | 思い出 | Comments(0)

0点を取るんや 2

つづきです。


オレは、仲間を裏切ったりしない。絶対にしない。
だから、
「オレ、0点とる!」

若気の至りと言いますか(笑)、それが誠意ってもんだろうと・・・
決意を固めたのです。
テスト用紙が配られました。
名前だけ記入して、あとは、問題を読もうともしませんでした。

驚いたのは、となりの森田君でした。
まさか、私がそこまでするとは思わなかったのか、
あるいは、私が、よほど悲しい目をしていたのかも知れません。
「すまん。オレが悪かった。
ちゃんとテスト受けてくれ、な?」

けれど、一度決心したものを変えられるわけがない。
「何をいまさら。こうなったら、絶対に0点とってやる!」
心で叫んでいました。
「すまんて。もう言わへんから。このとおり。
な? テストやってくれ、頼むワ」
小声で、何度も謝る森田君。
けれど、こっちにも意地ってもんがある。
右手の鉛筆は、完全に止まったまま。
白紙のテスト。
「いや、ほんまに分からんから、書けへんねん」
などと、とぼける私。

先生が通路を回ってきます。
横を通ります。
白紙のままのテストを見られる・・・
ドキドキしながらも、手で隠すこともせず、じっとうつむいていました。
顔が、赤くなっていたかも知れません。
正式なテストじゃないとはいえ、
生まれて初めて、0点をとるんだ・・・なんとも苦い思いでした。
時間が早く過ぎるのを祈るばかり。



ところが、奇跡が起きるのです。

教室を一周した先生が、ため息まじりに言いました。
「なんだか、みんな、出来てないねー(苦笑)・・・
きょうのテストは、中止にします」
ドワアア〜・・・教室中が、力抜けていきました。

ほっとしました。
やっぱり、0点は、欲しくないもの。そりゃあ、そうやん。
森田君も、苦笑い。
ああ、ほんと、先生のおかげで、助かりました。
幻の0点・・・



青春のひとコマですね。
ボウズ頭で、うっすらと口ひげ、大人っぽいけどクリクリ目の森田君。
どんな大人になってるかなあ?






















*

by tobelune | 2016-09-13 07:03 | 思い出 | Comments(0)

0点を取るんや

昨日のつづきです。


森田君と一緒だったのは、高校一年のとき。
クラスの男子は、いわゆる「優等生組」と「アホ組」と、
どちらでもないフツウの生徒の三つに分かれていました(笑)。
私は、成績はたぶん「中の上」あたりでしたが、アホ組に加わっていました。
優等生よりもアホの方が、人間的な魅力を感じたから。
アホ組は、成績の問題だけでなく、教師に反抗的な奴らです。
でも、本音で話せる「いい奴ら」でもあるのでした。

私はよく、先生に「友達を選びなさい」と言われましたが、
選んだ結果が、アホ組だったのです。
「先生は、彼らの良さを分かってない」
いつも、そう思っていました。


さて、森田君もアホ組のひとりです。
ある日、放課後だったのか、人の少ない教室で、森田君が歌をくちずさんで
いました。ビートルズの「Something」です。
私はふと、歌のさびの部分、エレキギターの音を口まねで参加しました。
「ペペレ ペッペンペーーン♪」
と、森田君が、意外そうにこっちを見て、ニッと笑ったのです。
「おぬし、やるな?」といった感じで。
心が通じ合えた瞬間でした。

その後でしたか、となりの席になったことがありました。
そして、ある日、数学の時間に事件は起きました。

先生が、抜き打ちテストをやると言うのです。
「ええ〜〜〜っっ!?」
クラス中が、どよめきます。
私も、頭をかかえて、
「うわ〜〜、やんなるなあ・・」とか、つぶやいたのでしょう。
となりの森田君が言うのです。
「へへ、そう言いながら、久保は、ええ点とるんやろ?
いつも、そうやって、オレらを裏切るもんな・・」
皮肉っぽい笑いを浮かべていました。

ショックでした。
え? そんなことを?
いつも、そういう目でオレを見ていたんか?
オレは、本当に仲間やと思っているのに・・・

動揺と興奮で、カアアと頭に血が上るのが分かります。
こんな、くやしいことって。
オレは、アホ組の裏切り者?
そんな・・
オレは、ちがう。裏切ったりしない。
だったら、見ていてくれ。

「オレ、このテスト、0点とる!」


つづく


















*

by tobelune | 2016-09-12 16:18 | 思い出 | Comments(0)

30年前の夏

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少し前に書きました、奈良県宇陀市室生口大野の大野寺。
すっかり忘れておりましたが、道子ちゃんを連れて行ったことがありました。
1986年ですから、ちょうど30年前の夏です。
結婚する前年ですね。
私の実家に連れて行った帰りに、奈良に寄ったのでした。
忘れてたなあ・・・

この写真、彼女のお気に入りでした。
























by tobelune | 2016-06-16 14:42 | 思い出 | Comments(2)

水晶山

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バーチャルで旅して、水晶山(すいしょうざん)の麓まで行きたかったのですが、
ストリートビューの範囲外で、どうやっても辿り着けないのでした。
山の姿をはっきりと見たい!
写真がないだろうかと、検索してみたら、いくつかありました。
これが、一番分かりやすい。ちょいと拝借。

山の南側が断層がずれたため、崖になったらしい。
いわゆる、「柱状節理」になっているのがみえるでしょうか。
この岩の壁面が、昔はもっと下まで見えていました。(50年ほど前は)
ちょうど、将棋の駒みたいな形に見えました。
それが、水晶に似てるので、水晶山と呼ばれると聞きました。
水晶が採れるわけではないのです。残念(笑)。

でも、大好きな山です。
低い山ですが、かっこいいでしょう?
たしか兄弟3人で、登ったこともあったように思いますが、
てっぺんまで登れたのかどうか・・・記憶が曖昧です。
上から断崖を覗いて、怖かったように覚えているのですけど、ね。

いつか、絵本に登場させてあげようと思っている山です。
この写真見ていると、本当に行きたくなってきちゃいます。
うん。いつか、奈良へ行こう!






















by tobelune | 2016-06-03 15:55 | 思い出 | Comments(0)

 空好き、猫好き、星も好き。 絵本画家 久保晶太の日常と制作ウラ話!


by tobelune